midnightbluesVOL8
女性にやさしい会社という幻想
1985年に制定をされた男女機会均等法により、女性の社会進出がどんどん進んできた。
ほとんどの企業が男性と女性の比率が同じぐらいにまで変化をしてきたのは、ここ30年ぐらいの話である。
それにともない、キャリアウーマンという言葉も生まれた。
最近ではいろいろな企業が福利厚生の一環として、育休を最大6年取れるとか、男性も育児休暇を取れるなど、差別化をするために会社が従業員のこどもの成長を助けるという流れが出ている。
これは女性が社会に進出しただけではなく、共働きしないといけないという社会構造が変わったからである。
いい会社にこどもを入社させるにはいい大学に行かなければならない。
いい大学にいくにはいい高校に行かなければならないという連鎖がが幼稚園まで続いている。
そのためには教育資金がかかることになるから、女性が社会へ進出しなきゃいけなくなったのでは無いだろうか。
年功序列、終身雇用がある時代であれば問題はなかったのかも知れない。
バブル崩壊以降、年収が頭打ちになるということ、いつリストラされるかわからない時代へと突入してしまった。
働き方に正解がないという時代に入ってしまったというのが実情ではないだろうか。
しかし、世間の流れとは全く違うことをしているのが企業風土である。
最近ではマタハラ、モラハラというようなハラスメント系が多くなっているのは企業風土が昔のままであるということだろう。
自分達が経験をしてきたことが絶対ということで思い込みと先入観がそうさせているのかもしれない。
いろいろな企業で性別に関係なく活躍しているマネージャーポジションはたくさんいらっしゃいます。
最近では定年が65歳に変更になったり、定年制の廃止などが当たり前のようになっている企業が増えている。
若手ばかりが活躍しているベンチャー企業もあれば、ミドル層やシニア層を採用してさらに躍進をしたい企業が増えています。
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