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ありがとう、いつまでも私の道しるべ

今日は初めて趣味について書いてみる。
アニメ見るのが好きです。

先日、といっても結構前、劇場版アイカツ、『アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~』を見てきました。

無印アイカツは全話履修済みで、自分にとって思い出深い作品でもある。

初めは、72分という上映時間を見て、映画館で見るには物足りないかな、いつかのテレビ放送を待とうかな、と正直迷ったけど、「かつてアイカツを見ていた人たち」、今高校生、大学生、社会人etc.になった人たちが軒並み絶賛しているのを見て、これは見に行かないと後悔するかも、と思い見ることに。

以下、自分自身が感じたことを綴っていけたらな、と。

(以下ネタバレを大いに含むので、未鑑賞の方はご用心を。
また、当人パンフレット未購入なので、その点もご容赦ください)

まず、タイトルコールが泣ける

「アイカツ!」といえば、いちごちゃんやあかりちゃんのタイトルコールだと思うんですが、そのタイトルコールのいちごちゃん見て、声を聴いて、もう泣いている自分がいて。

懐かしいってだけで、なんであんまに涙が出るんだか…
「いちごちゃんのタイトルコール」、「星宮世代の物語」っていう、原点感がもうたまらなくて。
(私の推しはあかりちゃんなはずなのに)

見ている間も、ずっと「おかえり!」って迎え入れられている感覚がして。
なんというか、同窓会みたいな気分だった。

終始涙が止まらない

・OPで大泣き。(「Signalize!」とか「ダイヤモンドハッピー」とか、初期OPを意識している感じがたまらなくて)
・お着換えシーンのイントロで大泣き。(懐かしさが…)
・織姫学園長の「絶対正しい道なんて分からないけど、自分の選択を正しいと思えるかが大事(大義)」みたいな言葉に泣き。
(マスカレードの2人、ジョニー先生etc.、みんなのアイカツを見守る大人チームの優しさが染みて…)
・22歳のソレイユ皆が、不安とか寂しさを抱えながらも、前を向いている姿に泣き。
・「今を支えてくれている過去の自分」として、卒業記念ライブに時が戻る演出に泣き。
・原点である「Signalize!」で始まる構成に泣き。(懐かしさ…)
・いちごちゃんの締めの言葉で大泣き。(絶対あの言葉は視聴者にも向いていたと思う)
・「MY STARWAY」で大泣き。(2番で過去のアイカツを振り返るのはズルい)
・「氷の森」のしっとりさにうるっときて、「ああ…良かった…」と余韻に浸っていたところに、「SHINING LINE」のイントロが流れてきて号泣。

みたいな、もうその日1日、目がヒリヒリして痛いくらい、今も書きながら泣けてくるくらい、とにかく泣いた。

過去も、今も、未来も、


22歳、いちごも、あおいも、蘭も、みんなそれぞれ迷いながらアイカツしているシーンがとにかく印象的で。
ソレイユですら迷うんだ、迷っても良いんだ、って。
戻れない過去に寂しさを感じたり、懐かしさを感じたり、そういう感情を持つのも悪い事じゃないんだ、って。

日常が変わっていって、自分が年を重ねていくたび、考えないといけないことは増えていく。ただがむしゃらに生きてたあの頃、「青春」の頃にはもう戻れない、みたいな寂しさ、分岐していく道を選んでいくことへの不安感みたいなのも、多分つきまとう。

そういうのを、無責任に「なんとかなる!」「あなたの道は正しい!」って肯定するんじゃなくて、不安ごと全部受け止めて、「分かる!難しいよね!迷うよね!」って寄り添ってくれるのが、「アイカツ!」だな、って感じた。

ソレイユのみんなも、主人公だから特別な道が用意されているわけでもなくて、いつも仲間と一緒に何か出来るわけでもなくて。

でも、「ここまで来れたから大丈夫」、ってここまでの自分を信じる。
一歩ずつ、変化する日々を進む、今の自分の選択を信じる。
そして、その歩みが、また「未来の自分」の背中を押すって信じてみる。

どれだけ迷っても、悩んでも、それだけで良いんだよ、って言ってもらえた気がした。
なんだか、自分の過去も、今も、未来も、全部肯定してもらえた気がして。この先の未来がほんの、ほんのちょっとだけ楽しみになれた気がして。

70数分あっという間だったけど、もっとずっと見ていたいと思ったけど、
でも不思議と物足りなさはなくて。短い時間ですごく沢山のものを受け取った気がする。本当に、改めて大好きな作品だなと感じた。

アイカツというコンテンツが、スターライト学園のこれからが、どうなっていくのかは分からないし、もう会えないのかもしれない。
でも、アイカツに出会えて、スターライトのみんなの成長を見届けることが出来て、本当に良かった。

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