嫌いなものでも、その存在は認める
あなたの好きなものは何ですか?
嫌いなものは何ですか?
好き嫌いは、感情の問題です。
あなたが好きと思うなら、好きでいいんです。
嫌いと思うなら、嫌いでいいんです。
どちらも正解です。
そう思ったのであれば、誰もそれを否定できません。
何を思っても、それはあなたの自由です。
その好き/嫌いという感情と、その対象の事物の存在を認めるかどうかは、別の問題です。
嫌いなものであっても、その存在は、認めてほしいのです。
確かにそこにあるということは、認めてほしいのです。
存在を認めるかどうか、これは、感情の問題ではありません。
もし、あなたがグリンピースを嫌いだとします。
あなたが嫌いだと思うのなら、その気持ちは、誰にも否定できません。
グリンピースなんかなくなればいいのにと思うかもしれません。そう思うのはいいのです。
でも、グリンピースの存在は認めてほしいのです。
嫌いでも、存在するということは、認めてほしいのです。
だって、それは確かに存在するのですから。
そして、それを好きだと思う人が存在するということも、認めてほしいのです。
あなたが嫌いなそれを好きだと思う人がいるということを、認めてほしいのです。