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そのお便りで、何を伝えたいのか。

ラジオにお便りを送る。
読まれたことは、まだ、ない。

送ろうと下書きしたお便りがあったが、送るのをやめた。
その内容が、その番組には求められていないのではないかと思ったからだ。

私はお便りで、パーソナリティに何を伝えたいのだろうか。
それがわからなくなってしまった。

パーソナリティには、読んで、楽しんで欲しい。
リスナーには、読まれたのを聞いて、楽しんで欲しい。

私がその番組の好きなところは、パーソナリティが楽しそうに笑っていること。(ときには、つっこんだり、文句を言ったり)
聞いているこちらも(たぶん、私以外のリスナーも)笑えること、爆笑できること。

お便りは、何かを伝えるためのものではないのかもしれない。
ただの話題の提供なのかもしれない。
それならば、内容のインパクトの大きさは、それほど重要ではないのかもしれない。
何を伝えるか、ではなくて、読んだ人が、聞いた人が、どう思うか。
心を動かすことができるがどうか。

読まれやすい(選ばれやすい)構成、分量などのテクニックは、調べればいくらでも出てくる。
誰でも、それなりのお便りを書いて送ることができる。
でも、テクニックや番組内で読まれることを、あまり考えずに、ただただ感想を送るのもいいなと思う。
お便りをとおして、リスナーである私も、番組作りに参加できる。
みんなで作る。
それが、ラジオの面白いところだと思う。


ボツにしたお便りは、局に送る代わりに、noteで公開した。
せっかく作った文章を破棄するのはもったいないし、noteなら、面白いと思ってくれる人が1人ぐらいはいるかもしれないと思った。
今のところ、1人、スキしてくれている。