大阪中津のたこ焼き屋台で癒された
どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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それでは本編へGO
大阪地下鉄御堂筋線中津駅出口すぐのたこ焼き屋台
第二の家のようになってきてる
中津の株式会社mate事務所(笑)
僕の使う最寄駅は御堂筋線中津駅。
その1番出口からなら信号渡ってすぐ
2番出口からだと右に曲がってすぐ
セブンイレブンの裏の空き地にたこ焼き屋台がある。
来るたびに見かけていたが、狭い屋台で数人いれば、外から見れば満席。
人がいっぱいなのが基本的に好きじゃない僕は1人ではなかなか入れないし、何人かでいると席がなさそうだったりする。
そんなわけで気になりつつも行ってはなかった。
そんなたこ焼き屋台に昨日は、最初からそこを目指して行く事になり、18時ごろにはまだ準備中で19時ごろにお邪魔する事ができた。
そのたこ焼き屋がとても良かった。
ちなみに月から土の18時から22時半ごろにやってるらしい。昨日は準備が遅れちゃったみたい。
破天荒なタイプなのか!?
入ると女性二人組がいた。
お持ち帰りでたこ焼きを頼み焼き上がるのを待ってるようだ。
話を聞くと2回目とのこと。
リピートされるってのは良いよね。
世間話をしてると
「今日も暑いやろー!」とたこ焼き屋のおっちゃんが言う。
「そうでもないですよ」なんて答える人類がいたらお目にかかりたいぐらいの猛暑だ。
もちろん僕らも「暑いっすねー!」
と相槌を打つ。
すると、、
「よっしゃ!ほなら水でも被るか!?」
と言ってきた。
会話ってのは、なんとなくの空気で冗談なのか、ガチなのか、ネタなのか、、そういうのがわかる。
どうもネタでも冗談でもなさそうな語気がそこにはあった。あったのだが、、いやいや、、まさか、、水を被る?
それは難しいよな、、
「どや?被るか?やるか?」
え?どういうこと?
友達が「はい!」とノっかると
「よっしゃ!!こっちゃこい!!」
と屋台の横に、、
「かがんでくれ!!」
いやいやいや、、何?何なの?
すると飲み物をキンキンに氷で冷やした発泡スチロールを持ち上げ頭にザバー!!
え!?
「よっしゃ!!次はお兄ちゃんやな!!」
いやいやいや、僕はいいですよw
といったん断った。
「あとでやろな!!」
え?
破天荒やなぁ、、そっち系なのかな、、
大丈夫なのか、、?
一抹の不安を抱えながらも尋常ではない状況とそれを楽しんでる友達を傍目に僕もおもろがることにした。
他人が頭から冷水を浴びる分には問題ない←
女性2人も「ほんまに被るんやwww」
とウケてる。
キンキンに冷えたハイボールを頼むと
「そこから取ってくれい」と言われる。
これぐらいは予想通りだ。
そしておもむろに飲んでると、、
「氷がいるやろ氷が!!氷はな専用で別にあるからな、、ちょっと待っとれよ!!」
とわざわざグラスに綺麗な氷を入れて持ってきてくれた。
「グラスで飲まなうまないやろ」
変なところがとても丁寧だ。
だったら最初からおっちゃんがやれば良かったのではなかろうか、、と思ったが2秒後にはどうでも良くなった。
そしてまた世間話が始まるのだが、、
くびきりばなし
「最近毎日人が殺されとるのぉ」
話題はなぜか札幌の首を切られて殺された殺人事件の話に、、
いや、話題のチョイスのクセが強いw
「首なんかどやって切るんやろなぁ」
「ノコギリやったみたいやけどなんで電動でやらんのやろな、手で首とか切るん大変やろ」
「首と何日か過ごしたんやろ」
「臭いとか大丈夫なんやろかな?」
「クーラーボックスとかいれとったらえんなろか?」
いや、話題のクセもやけど話題の調理法のクセも強いw
完全に女性はドン引きでしたw
僕は
「とっさのことやと思うんで、そのときに電動ノコギリを段取りするのは難しいんやないすかね」とかテキトーな相槌をする。
どんな会話でも、話題を振ってくれたのだから僕は無視はしたくない。
それに僕はこの話題嫌いじゃない←
(破天荒な店主✖️異常な客)
おっちゃんは元気でご高齢だと思うのだが、人でも殺した経験があるのか殺された事があるのか、そんな怪しさすらまとっていた。
ほどなくして、たこ焼きは焼けて女性は帰っていった。3回目の来店があるのか心配になった←
たこ焼きを食べる。の巻。
頼んだわけではないのだが、たこ焼きがでてきた(笑)
いや、まぁ食べるつもりなんやけども。
「わしは丁寧に焼くからな、時間かかるんや。粉もんの生焼けは腹壊すからな」
しっかりしてる。
小麦粉の生焼けは実はそこそこ危ない。
消化にもめちゃくちゃ悪いし、菌が繁殖してる可能性もある。
肉や魚こ生焼けには気をつける人が多いが粉もんの生焼けはあまりみんな注目してないんよね。
そしてタコがデカい。
たこ焼きの美味しさの良し悪しは僕ははっきり言ってわからない。
それなりの味付けでそれなりに焼けばだいたい全部同じやろと思ってる。
し、そんな究極のたこ焼き!みたいなものを求めてない。
だがタコがデカいのは最高だ。
それだけで心意気がわかる。
お客さんに喜んで欲しいんやなっておっちゃんの気持ちが伝わる。
頼んでないのに2皿目がでてきた。
「今度はポン酢で食べや」
メニューはたこ焼きしかなさそうだ。
味変をセブンイレブンで買ってきたネギや調味料でまかなってるっぽい。
良きにはからえ
お酒も2杯目、たこ焼きも2つ目、良い感じになってきたらおっちゃんは
「人生楽しんだらええんや」
みたいなええ感じの話をしだした。
正直内容はほとんど覚えてない(笑)
その中で「親は大事にせぇよ。感謝せぇよ。健康に産んでくれたさかい今があるんや」
みたいな話は覚えてる。
友達が先に話を振られて相槌をしてて、多分こっちにも振られるだろうなと思ったらやっぱり来た。
「お兄ちゃんとこは親元気か?」
テキトーにやり過ごしても良いんだけど、このおっちゃんとこの雰囲気ならええかと
「僕、親亡くなっちゃってんすよ」
「母は僕が32で58の時に、父は会ったことがないんすよね」
「兄弟は?」
「いないす!僕家族いないんすw」
「ほんまかー」
こういう話をテキトーに流してくれる人が結構好きだ(^^)
「ほんでもええやないか、こないして一緒に飲む友達がおったらええんや!それもよーさんおらんでもええ。友達が1人でもええんや。」
「おかげさまで友達は今は多い方かもしれませんがそう思います。僕、自分の生い立ちとかを不幸やとかしんどいおもたことないんすよ」
「めちゃめちゃええやんか!良きにはからえや!」
この「良きにはからえ」という言葉をおっちゃんは良く言ってた。
正確な意味としては
「任せるからええ感じにしとけ」
という命令言葉なんです。
僕はこれをおっちゃんの言葉に訳すと
「思うようにええ感じに生きろ!」
やと思いました。
それがなんか凄く心地よかったんすよね。
たこ焼きは50年ぐらい焼いてるって言ってた。毎日毎日氷水にドリンクにたこ焼き材料にと準備と慣れもあるだろうけど大変よなぁ。
永遠なんてありえないけれど、この場所にずっと在ってほしい。
おっちゃんも良きに計らい続けて欲しい。
ぜんぶうまくいく!!
「おっちゃん元気でな!また来るわな!」
そんな漫画みたいなセリフで屋台を後にできる。
初めて行っていきなりやけど、あのたこ焼き屋なくなったらなんか泣けてしまうかもしれない。
そうそう。
帰りに僕も冷水をかぶらせてもらった。
最高に気持ち良かった!
万人に薦められるか?っていうとわかんないけど、僕はとにかくお気に入りのたこ焼き屋さんとなりましたとさ。
良かったら覗いてみてほしい。
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