宝石のような塩は宝石のようなただの人間が作っていた
どうも姫路のhideです。
主にこんな活動をしています
1.お金に縛られない飲食店
スナックキャンディ姫路店
完全予約制パスタバルkitchen 11 店主
2.悲しいを削減するオンラインシェルター(サロン)「offside flat」オーナー
3.バンド ザ・ヒメジエンズのドラム
毎日noteを書いて、サロン記事を書いて 誰よりも何よりも自分の為に頑張ってる 漫画と音楽とゲーム好きです。 よろしくお願いします🤲
塩って知ってますか？
塩食べてますよね？
僕は昨日この塩を一生使っていこうと決めた塩に出会いました。
正確にはその塩のことは知っていたし、使った事もあります。
良い塩だなと思ってました。
この度、自店舗のメニューリニューアルにあたってもレシピにおいて塩分濃度調整に使わせてもらってます。
その想いがより強固に確固たるものになりました。
シンプルに僕の好きなこの塩と
僕の好きな生産者さんを紹介したいなと思ってnoteを書いてます。
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その名はハッピーソルト
(ここから買えます)
たくさん買って安くしようと思ってもごくごく普通のお塩の10倍の値段です。
日常的な調味料としてはちょっとお高く感じるかもしれません。
さらに僕は神になりたいので内容が同じで高いものを買ってます。
たった500円の差で神になれるので超安いと思ってます。(今度は5000円ぐらいの教祖用でも作ってもらおうかなw)
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塩作りは出産である
キチンとした話は探せばたくさん出てくるのでキチンとしたい人は調べてください（笑）
塩は海水をバーって焚いて作ります。
その海水はこちらから汲んできてます。
見える景色全てが在庫です。
近くには恋ヶ浦ってのがあって夫婦浦ってのがあり、築島(つきしま)ってのがあって幸島(こうじま)ってのがあります。
つまり恋に落ちて夫婦が幸せを築くように海水から塩が生まれるのです。
そんなステキな話をしてくださる生産者のネジさんですが離婚してました（笑）
他にもたくさんの物語を聞かせてもらいましたが忘れたのでまた聞きに行こうかなと思います(^^)
性格それなりに悪い選手権と
性格それなりに良い選手権の両方にノミネートしてる僕ですが、ええ話を聞くとそれなりに悪い選手権の僕が顔を出して、まぁ物語なんてのはテキトーに作れるしな、、なんて事を思ったりします。
もちろんそんな事を思ってるのがバレないように「最高っすね！！」と相槌はうっています。
僕もテキトーな物語を後付けで作って説得力を肉付けしたりしてるのでお互いさまですね(^^)
もはやエモエモを極めてエモラッシュな自宅で塩を焚かれてます。
もはやイケメンを極めてつけ麺にはなってない生産者のネジさんはなんと僕に産みたて産まれたての塩を見てもらいたくて仕込みをしてくださってました。
実はこの日、自宅にお邪魔するなんて事は決まってなかったのです。もしかしたら段取りは空振る予定だったかもしれないんです。
果たして塩を掬(すく)い上げる道具を渡されて促され、ドキドキしながらすくってみると、、いや掬い上げるその前のザクっとした感覚に声がでました。
「うわ！塩や！！」
そして掬い上げると、さらに驚きの光景が目の前に広がりました。
塩です！！塩の結晶！塩の生誕！
「食べてみてください」
と言われて食べてみました、、
「塩やん！！」
出産に立ち会えたあまりの感動に性格それなりに悪い選手権ノミネートしてる僕ですら塩対応などできるはずもなくテンションはブチagaりまくり！！
「これは塩に対する意識変わるわ！！」
僕はこの日この時から、この塩を一生使い続けると決めました。
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一周まわった超凡人の変人 生産者のネジさん
とはいえ僕はクオリティや感動だけでこの塩を使い続けようと決めたわけではありません。
引き金はやはり人との掛け算です。
ネジさんって超凡人で変人なんすよ。
僕の中の凡人って本質的に人間らしいって事。くだらねー事をめちゃくちゃ真剣に考えてて最高に人間してる。
僕は自分の事を人間味がないと思っていたんだけど最近それは実は違うくて、哲学こそが人間であると思ってきてる。
ネジさんも凄く思考が哲学的で、20代の頃は俺が地球を救うんだ！って思ってたらしい！
最高に馬鹿野郎で良い（笑）
ネジさんの事を書き出すとキリがないんだけど、例えば自分の塩が世界一うまいなんて思ってない、自分の塩よりクオリティ高くて安くて良い塩はたくさんあるって言うんです。
僕、この感覚がホント大好きで、逆に自己肯定感の高い作品や商品って押し付け感を感じてしまうんです。
作品や商品への自己肯定感なんていらない
自己肯定感は生き方と在り方に持て
みたいなイキったツイートを僕は少し前にしたのですが
(ウゼぇなぁw)
ホントわかる！！なんですよ。
僕も料理も文章も何もかも自信ない、こんなの誰でもできると思ってる、でも文章は好きだからやってる、料理は作りたい時だけ作れるような環境にしてる。
ネジさんは既存の精製塩を馬鹿にしたりも絶対しない。僕もレトルトパスタ最高って思ってる。
あんなのは間違ってる！とか劣ってる！とか、そんな戦争に巻き込まれるとしんどくなっちゃう。戦いたくないんよね。
ただただ自分の好きなものを届けたい。それだけ。そして僕もネジさんもランニングコストを下げたり、収益を別途作ったりで戦わなくていい環境を作ってる。
ネジさんの塩とかが好きな人、例えば健康志向の人とかにありがちなのが、そうではないものを嫌ったり叩いたりの傾向、あれホント悲しいよね、、って話でも盛り上がった。
正解から逃げたい
めんどくさい
細かいところは全然違うし、ネジさんは僕には薄い凄くアグレッシブでクリエイティブな一面もあるんだけれども、アンニュイな部分や薄く纏った絶望感みたいなものが凄く心地よくて、一緒にいる間は黙り込んでは喋り込んでを繰り返した。
(めんどくさいけどめんどくさいことをめちゃくちゃ考えるのが好き)
後半はただただこいつが好きだ！noteになってしまった（笑）
料理なんて生のままか火を通すかして塩つけて食べたら全部美味いので、塩で贅沢してやってください♬
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