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解雇規制緩和はどうなる?

毎週月曜日は僕のお手伝いしてる、人材総合サービス、株式会社Mateに関わる事、、ひいては"働く事"にまつわる発信をしております。

外部広報のような形でしてイチイチ会社の許可をとったりしてない、いつものnoteと変わらぬテンションですので会社そのものの本意とは違う時もある、、かもな超超個人的な発信ですので、そこはご了承ください。

(前回までの人材お仕事関連のnoteはこちら)


解雇規制緩和問題

アメリカ以外のほとんどの国は経営側が労働者を基本的に解雇できない!という仕組みによるモンスター社員問題をついこないだ取り上げました

会社側からしたらクソスタッフをクビにしたところ不当解雇だ!と何百万、何千万と支払う事になったという極端なケースもあったりします。

いやはや、、
・辞めたいのに辞めれない
・辞めさせたいのに辞めさせられない
労働にまつわる二大糞問題は、ある程度の規模の会社ならどこでもつきまとう問題です。

前者に関してはブーイングの激しい退職代行をむしろもっとブラッシュアップして認めちゃう方が解決は早い気がします。

今回は後者の話。

総理大臣が変わるぞー!ってなもんで、次の総理大臣のマニフェストはなんだ!?って中で「解雇規制緩和」ということを何人かが言い出しました。

要はもっと辞めさせられるようにしようや!って事ですね。

これについては知識人の中でも賛否両論です。平たく言うと思想が強者寄りか弱者寄りか、、というところで分かれてます。

いつものように雑に見ていきましょう!


強者の論理

こちらは最近ますます発言が過激に(意図的に)偏ってきた「砂鉄氏」の発信を。

このときは進次郎さんは解雇規制には触れてなかった。

まぁ、、難易度の高い仕事にカスは必要ないので(ここでいうカスとは中程度でもカス!)無能で無用で合わないやつはどんどんクビにできた方が経済は発展する。そんなん当たり前やろw
っていう話かな。

もうちょっとマイルドに賛成側の知識人達は
「人材流動性が生まれるので、ええ感じにもなりますよー」って具合に言ってたりします。

ビジネス系のインフルエンサーはこぞって賛成してますね。

僕なんかはイチ弱者ではありますが、解雇規制緩和には賛成です。
使えない、合わない、その感じなら引導を渡してくれた方が良いと思うし、モンスター社員問題が解決するのは素晴らしい。

で、どこにも居場所がない働き場所がないような人はずっといってるんすけど働かなくて良いじゃないですか。

ネットと最低限のインフラ渡して、家で内職するぐらいで上等で、こんな感じで無能を養うぐらいの経済成長が優秀な人たちならできると思いますし、そこにやり甲斐すら感じたりもするんじゃないですかね。

ええ感じに過ごせてたら無能もええ感じの人間になったりするので、無能ならではのアプローチで優秀な人ともコミュニケーションがとれたりして(僕はそれをやってるつもり)格差による憎しみみたいなのも生まれにくいんじゃないかな。


弱者の論理

と、おもいきゃ僕の推し発信者のひとり、shin shinoharaさんは弱者視点の全く逆の考えです。

shinohara氏にしては、かなりあっさりまとめられてます。なるほどなぁ、、

でも結局給与や待遇をあげて引き抜くまでは良いけど、結果ヘボだったりしたら成長できないし、ちょっと綺麗すぎる意見な気もする、、。

ちょっと解雇規制からは外れるんだけど、shinohara氏はインフルエンサー大絶賛の小泉進次郎氏に懐疑的で、それは小泉純一郎内閣の郵政民営化の成果を非常にネガティヴに捉えてたりもするところからもきてます。

郵政民営化については詳しく書くと長くなるので調べてもらうとして、ザックリ問題点を言うと日本の富を海外に売り渡したような政策だと。小泉進次郎氏のやろうとしてることも解雇規制のみならず農業の話なども日本のためになることではないと見ています。

逆に砂鉄氏は小泉内閣は非常に優秀な政策だったと語っています。

この2人がレスバトルしてるわけではなくて、
僕がよく見てる発信者の2人が真逆の意見なので
取り上げてるだけです。

結局どっちが良さげ?

これ、強者がどこまで弱者に配慮して引っ張るか?みたいな観点をどこで折り合いをつけるか?っていうところなのかなーと。

弱者への配慮はそこそこに強者がパワープレイかまして社会を引っ張る(独裁と言われれば独裁的)というやり方か、弱者へ配慮してみんなでチマチマ頑張ろう。なのか。

強者に振り切ると、当然こうなります。
こうなってくると暴動やテロなんかはガンガン起きるでしょう。

経済は確実に成長するが人間はそれに耐えられない。といったところですね。

厄介なのは、人は経済成長を望む割にはそこまでの努力はできないというところで、砂鉄氏の言葉通りに言えば9割の人間は役に立たないんですよ。

これ、僕ももちろんぶっちぎりで役に立たない側だし、結構多くの人がそっち側です。そりゃあ9割ですからw

なので僕の理想論としては、そこそこの社会全体の没落を受け入れつつ(政治ではソフトランディング政策、ゆっくりと降下する意味とか言われます)、超頑張る人は超頑張りつつ、ええ感じにバランスをとる、、なんて事はない、今日本がやってるような事を続けるしかないのかなぁ、、って所感です。

頑張る人は歯がゆいかもだし、9割のヘボは不満もあるでしょうが、お互い様なんだよね、と。

ヘボ側こそ強者への配慮をすべきだし
(だから僕は割と強者の思考寄りです)
強者こそヘボをもっと理解するべきです。

ヘボいって方言じゃないよね?

そんなわけで解雇規制緩和、、どうなることやらですが。

ええ感じに労働の価値が強者からも弱者からも見直されればなぁ、、と願うばかりです。


全ての会社や店舗、全ての求職者が 少しでも働くこと、働いていただくことに ポジティブな環境をマッチングできるよう頑張ります!!
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