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適応障害|賃貸で起きたトラブルがきっかけだった①


適応障害って?

適応障害とは、ストレスによって情緒が大きく変化し、日常生活や社会活動に困難が生じる心の病気です。ストレス因の始まりから3ヶ月以内に、気分や行動面に症状が現れます。
・適応障害の症状には、次のようなものがあります。
・不安感や憂うつな気分が強くなる
・過剰に心配したり涙もろくなったりする
・神経が過敏になる
・意欲低下
・不眠
・身体症状
・不登校、出勤拒否
・対人トラブル
適応障害と診断されるには、次のような条件を満たす必要があります。
・ストレスの原因から3ヶ月以内に著しい苦痛を伴う症状が出現していること
・社会生活で重大な障害となっていること
・何らかの精神疾患等の基準を満たさないこと
・ストレスの原因から離れると6ヶ月以内に症状が治まること
適応障害の回復には相当な時間がかかり、再発防止の対処法を身につける必要があります。

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賃貸住宅での住民トラブルに至るまで

これは今だから話せる話。
トラブルを経験している最中は外出恐怖症、帰宅困難、睡眠障害、神経過敏などの不安障害を発症していた。
つらく苦しい日々だったため、トラブル回避を行なってからも数ヶ月は思い出そうとすると動悸やめまいがするほどの出来事であった。
少しずつ幾つかの記事にわけて拙い文章ですが体験を記していきます。


2024年の春

私は夫の転勤でとある町に引っ越してきた。

ペットを飼っていて荷物が多い私たちの物件選びの条件は
2LDKもしくは50㎡以上、ペット可、築浅もしくはリノベ物件、RC造

この町は田舎町。条件に合う物件はなく決めた物件は
築1年、1LDK(53㎡物置無し)、小型犬1匹可、木造の1階角部屋だった。

この町の小さな賃貸会社が管理する物件だった。

転勤の内示が出てから引越しまでの猶予はわずかで
住んでいる地から6時間かかる場所が転勤先だったこともあり
内見はオンラインで書類のやりとりは郵送にて行なった。
内見で不安点があろうとこの物件しか選択肢が無い状況だった。

ぺット可物件だしペット飼ってる人はある程度マナーがある人だろう…
1LDKとはいえ家賃や駐車場代が高いこともあり、そこまで治安は悪くないであろうと見込むしかなかった。

実際、内見したとしても私たちが今後抱える不満点は
住まないと分かり得ないことだったと思う。
住民ガチャはどうすれば対策や未然に防ぐことができるだろうか…

住民ガチャ最悪と気づくまで

リビングに大きな窓がある。
その窓からの景色はアパートの月極駐車場だ。
このアパートは部屋数も少なく出入口も見えるからか
嫌でも知りたくなくてもだんだんと住人がどこの部屋に住んでる人なのか察しがついてきた。

1階角部屋に住んでる私たちに関係があるのは1階の隣、2階くらいだった。

2階の住人

私の部屋の真上(2階)の住人は30歳前後の独身男性の一人暮らし
ペットは飼っていないようだ
平日は夕方まで仕事で留守にするので平日の日中はストレスフリー
平日は帰宅直後は足音がドタドタする程度で騒音という騒音は無く平和。

時々、休日になると彼女らしき人が遊びに来ていた。
その時はさすがに話し声が聞こえてくる。

月に3度ほど週末に友人を招きドンちゃん騒ぎをすることがあった。
騒ぐというのもここはカラオケか?ゲーセンか?はたまた体育館ですか?
というほど耐え難い大声、歌声、雄叫び、足音、物音だった。
深夜2時ごろまで続く大騒ぎに睡眠が妨害されることもあり
入居半年後に管理会社へ相談した。
2度の全戸配布の注意文では収まらなかったため直接電話連絡してもらい
その後は友人が遊びに来る頻度が激減。
2ヶ月に1度程になり騒音も3分の1程に減った。
(それでもうるさいけれどたまにだから許容範囲かなというレベル)

2階(斜め上)の住人

若い大学生だろうか?20歳前後の女性が一人暮らしをしていた。
こんな家賃が高いアパートに1人で住めるのだからお嬢様だろうか?

途中から彼氏であろう人がよく来るようになった。
いや毎日のように泊まるようになった。
後に契約書を見返して知るが勝手に同棲することは契約違反だった。

そしてこのカップルはゴミ出しマナーがなってないことも気になった。


1階隣の住人

20歳後半〜30歳くらいの女性と赤ちゃんの2人暮らし

赤ちゃんがいるからか毎日、両親が訪れていた。
両親は近くに住んでいるようだった。
こんな高い家賃の部屋に働いてないママが住めていることが不思議だった。

赤ちゃんの泣き声がするのは仕方のないことだとして
そこまで気にせず私たちは過ごしていた。

訳ありそう、、、そう察していたが
後にトラブルの大元となるのはこの家族だった。


大きなトラブルになる前の小さな不満

ことの発端は引越し当初から私と夫が悩まされていた駐車場の迷惑駐車だ。
今思えば小さな不満だったという話である。

私たちが契約した月極駐車場は入口のすぐ側で便利な場所だった。
だからなのか誰これかまわず駐車場を勝手に使われた。
「少しだけなら・・・」宅配便のトラックなんかは許せても
いったいどのくらい止まっているのか読めない隣人の来客?なのか
わからない車に対してはあまりに頻度が高く私たちの場所だけが被害に合うので
数ヶ月経った頃、管理会社へ相談してみた。

管理会社はすぐに注意書きを全戸配布する対応してくれた。

全戸配布された注意文の一部


間も無くして多くの無断駐車、停車が減った。

でも、ある車とある車だけが依然として無断駐車を続けていた。それも毎日何度も。

1人目は斜め上の2階に住む女性の彼氏だ。
おそらく同棲を始めたのであろう。
夜〜翌日昼までアパート内の駐車禁止ゾーンに毎日停めるようになった。

このアパートに住んでいる人は皆、ちゃんと駐車場を契約して毎月高いお金を払って
住んでいるのに無断駐車をしながら住むことが腹立たしかった。

2人目は1階隣に住む女性の両親だ。

なんせ毎日17時ごろ訪れて19時ごろに帰っていく。
それなのに住んでいるわけではないからか駐車場を契約していないようだ。

夫が仕事から帰ってくると私たちの駐車場が使われていて停められない
相手は慌てて逃げるように帰っていく。なんてことが何度もあった。

そんな日々が続き段々と苛立ちが増していった。
「駐車場契約していない方の迷惑駐車」について何度も注意書きが配布されているのに見ていないのか?と思い
管理会社へ繰り返し相談することとした。
車のナンバーと車種、毎日使用していることを伝えた。
すると翌日、車の写真付きの注意文が全戸配布された。
さすがに恥ずかしくなったのだろう。それから1週間は歩いてくるようになった。


歩いてくるといっても、日中お嬢様(1階隣に住む娘)が出かけたければ
お嬢様は車を待っていないなら都度迎えにくる。
なぜか私たちの契約駐車場で乗り降りするのだ。
乗り降りだけなら通路でよくないか?

歩いてこれる距離に両親宅があって毎日デイサービスのように来て
毎日出かける予定があって車が必要なら
一緒に住めばいいのに。不思議。訳ありなんだきっと。

よく違反車両として写真付きで注意されたのに
のこのこと車で現れられるな。鬼メンタル‥。

とすでにブラックな心になっていた私。


多少は改善されたならと乗り降りする光景が毎日視界に入りつつも
気にしない気にしないと暗示をかけて過ごしていた。


つづく

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