世にも不思議な介護体験「トイレ介助をしていたら…」
お会いできて光栄です
けんです
障害のある人が通う、生活介護事業所で働いています
今日は、世にも不思議な介護体験「トイレ介助をしていたら…」と題して、先日職場起こった出来事を書いていこうと思います
私の勤めている施設では、
時間をざっくり午前と午後に分けて、
いろいろな活動の時間があります
その日は別棟で行うプログラムで、
全体の7割くらいが参加する
施設でも人気の「音楽」の活動でした
自由参加なので、参加したい人が参加します
私は本棟に残って、
参加しないご利用者さんの見守りなどをしていました
音楽活動が始まり、40分ほどたったころだと記憶しています
本棟に残っていたAさんからトイレ介助を頼まれました
電動車いすを利用しているAさんと一緒にトイレに入り、
ズボンの上げ下ろしや便座への移乗を介助します
体感では2分経っていなかったと思いますが、
突然ドアがノックされ、
外から私を呼ぶBさんの声が聞こえました
Aさんと同じく電動車いすを利用していて、
普段物静かなBさんが、
トイレ介助中にトイレのドアをノックしてまで私を呼んでいる
本棟にはほかのスタッフもいるはずなのに…
なぜだ、ご利用者さんに緊急事態か?
考えたくはないが、残っているスタッフが急変したのか?
便座に座っているAさんにその場を離れることを伝え、
緊張気味にドアを開けました
するとBさんが
「僕もトイレ介助お願いします」
予約?
まさかのトイレ介助の予約!?
後から確認したらそこまで急ぎでもなかったとのこと
特に深い理由もなく
「Aさんの後にお願いしようと思った」そうです
10年以上働いていますが、
他のご利用者さんのトイレ介助中にトイレの外から呼ばれて、
次のトイレ介助の予約をされるのは初めてでした(笑)
今の職場で働いていると、
予想の斜め上を行くいろいろな体験をたくさんします
明日はどんな素敵な体験に出会えるでしょうか
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました
また会う日まで