障害のある人が通う施設で働く私が実践している「職員の呼び止めかた」
お会いできて光栄です
けんです
障害のある人が通う、生活介護事業所で働いています
同僚が淹れてくれるコーヒーのお金を払おうとして、うっかり100円玉を落としてしまい、器用に転がっていく100円玉を5メートルくらいあたふたしながら追いかけたのが、つい4日前のことです(笑)
私こんなのしょっちゅうですから、皆さん自信を持ってください
さて、今日は私が職場で実践している
「職員の呼び止め方」を書いてみたいと思います
現場で働いていると、
・ちょうど探していた人に出くわしたので、用件を伝えたい
・手が離せないから、目の前にいる人に仕事を代わってもらいたい
・急ぎではないけれど仕事のことで質問がしたい
という状況になることがよくあります
この時、相手がどのような状況にいるかわからない事が多いです
・たまたま手が空いてる?
・利用者さんへの対応中?
・後5分くらいで次の予定が始まる?
私はこの
「相手の置かれた状況がわからないなかで声をかける」のが大の苦手です
できることなら避けて通りたい
でも仕事上、そうも言ってられない
ということで、ここ2~3年は
ある方法を実践しています
それが
「最初にテーマをズバッと言いきっちゃう法」(いや、ネーミングセンス…)
です
例えば、Aさんという職員がいたとして
違いを感じていただけるでしょうか
①だと、最後まで聞かないと何についての話か分からないのに対し、
②では、「あ、お願いがあるんだ」と最初に分かるんです
この差はかなり大きいと思います
最初にテーマをズバッと言い切ってしまえば、時間がない時には向こうから断ってくれます
それでも断りづらい人もいます(私のことです)が、「この人は最初に何をしてほしいか言ってくれる人」という印象を持ってもらえるので、やる価値はあると思っています
他にも
・質問したい時
「Aさん、質問があります」
・用件を伝える時
「Aさん、お伝えしたいことがあります」
・○○分くらいかかる用事を頼みたい時
「Aさん、○○分くらいかかる頼みごとしたいです」
これが
「最初にテーマをズバッと言いきっちゃう法」
です(だから、ネーミングセンス…)
今声をかけて忙しかったらどうしよう、という心理的なバリアは今でもありますが
こちらの呼び止め方ひとつで相手の時間のロスを減らせる
という方法に出会えて少し気が楽になりました
極度に気を遣ってしまう性分ですが
あっちこっちでやらかしながら、気づけば10年以上働いてきました
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました
また会う日まで