5歳男児の遊びと声ののっとりについて
「アレクサー、今日の天気は?」
朝、息子がアレクサ氏に話しかけている。
「今日の天気は晴れ、最高気温12度、最低気温6度です。」
アレクサ氏が答えている。
息子はこの天気の情報を保育園でみなに周知しているようだ。
「アレクサありがとう」
「またいつでも聞いてくださいね」
おー!会話が和やかに成立しとる。
息子はコミュ障にならずに済むかもしれん。ほっ。
アレクサ氏にとってのあるじはいつの間にか息子になっていると知ったのはずいぶん前。
息子はどういう経緯か分からないがアレクサ氏とじゃんけんをしていた。
アレクサ氏はふだんは落ち着いた仕事が出来る風の声色だけどシチュエーションによって声色が変わる。じゃんけんのときはかなり楽しげ。
そしてじゃんけんをするときは「○○さん」とアレクサの設定をしたあるじの名前を呼んでくれる。うちのアレクサ氏のあるじは夫。声を登録すると音声を聞き分けてくれる、はずだと思ってた。けれど、アレクサ氏はなんと夫の名前を呼びながら息子とじゃんけんしている。
んん?ん?!
息子よ、パパの声をのっとってしまったのか?
パパの名前で呼ばれても気にせずアレクサ氏とじゃんけんをする息子。
ちなみにじゃんけんの他にも、お話の読み聞かせ、クイズ、ダジャレ対決などアレクサ氏の守備範囲は広い。
息子のナチュラルにアレクサと遊ぶ姿を見て平成に生まれ令和を生きる子なんだな、すごいなと思った。
声ののっとりにより夫のAmazonでのお買物を代わりにしちゃわないか調べた方がよいのかな?ええ、昭和の母は機械にめっぽう弱い。
(母のアレクサ氏とのお付き合いについてはまた今度書きたい。)
ちなみに息子の遊び相手としては他にはiPadや任天堂DSもある。iPadについては独自の遊びを生み出している。何も教えなくても勝手に使ってなじんでいく子どもの柔軟さに頼もしさを覚える。
子どもから学ぶことは多い。