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子育て。子の宿題の実績を作るのを手伝うのか、自分の力でやる宿題に一歩近づけるよう手伝うのか?
宿題を子どもにやらせるのに苦労するなんて未来が自分に訪れるなんて…
子どもの頃親から宿題をせっつかれたことのない私には、宿題を急かさないとやらないとか、手伝わないとやらない子の子育てなんて受け入れ難いことこの上ない。
一生懸命、子どもに寄り添って、愛情を注いできたはずなのに、結局私の子育ては失敗していたのか、育て方が悪かったのか…
そんな暗澹たる気持ちになっていた。
子どもは子ども。言ってもやらないのは親のせいじゃない。そんな考えはあるものの…
やっぱり、言ってもやらない子どもをそのままほったらかして宿題をやらないまま学校に行かせるのだけはどうしても嫌で、あれこれサポートしてしまう。
すると、「いやいや言っても、最後はいつもやってるじゃん!」と子どもは変に調子に乗り、「だから、後回しでいいじゃん、急かさないでよ」となる。
宿題を忘れて困る経験も大事だよ、あまり、親が手を貸さないほうがいいよ、という考えもまたあるものの…
手を貸さないと、一体いつまで宿題やるの?!という展開になる。なにせ、机に向かわない、ノート開けない、鉛筆どこかわからない、お水飲むトイレ行く…いつ始まるんだ!?
我が家の一日が終わらなくなってしまう。
ってか、まだ小2だけど、そんな宿題って負担なのか?…いくら昨今学習が高度化しているからって、そんなわけないよな…もう仕事どころでないくらいどんよりしてしまう。
さて、そんななか、いよいよ、私は息子を宿題未完のまま登校させる覚悟を決めないといけない可能性が出てきた。
私がオフィス出勤から仕事で飲み会の日が出現したのである!夫はワンオペで、「宿題は見られない、やらせられない」とのこと。
それもそのはずだ。
その曜日は学校のあと運動教室があって運動教室から帰るとすぐ夜ご飯。いつも、宿題が寝る直前になる厳しい曜日なのだ。普段全くワンオペをしない夫がワンオペをした場合、宿題のケアまで手が回らないのは予想できる。
つまり、宿題をどうしてもやらせたければ私は飲み会を断らないといけないのである。
ワンチャン息子が自分で宿題をするのにかけるか、はたまた、親の手伝いなしで宿題が終わらないという事実に気づくのか、「急かされなくてラッキー」と宿題をさぼるのか?!
私は心を決めた。
飲み会に行く。
息子が宿題を完了できなかったら、仕方ない。
次の日にやらせるのみである。
自分の力で宿題を始めて終わらせる力をつけるには、自分の力を知らないといけない。
そばにいるとつい私は実績作りを手伝ってしまう。そばにいない方がいいのかもしれない。かと言って、ずっと宿題をやらないのはまずいのでまず1日。
すごく飲み会に行きたいとは思わないけど、息子の底力に少しだけ期待しつつ、子どもの宿題に振り回されない自分を築いていきたい。