慎重さを自分以外にも使えるか
皆さんこんにちは、しまさです。
先日、ストレングスファインダーで自分の上位資質を診断したところ、「慎重さ」が1位という結果になりました。個人的には、あまり良いイメージを持っていなかった慎重さですが、それはおそらく自分のために使うイメージが大きかったからだと思います。
慎重な人は即断せず判断を先延ばしにしたりと、保守的になりがちです。そして、保守的な人は行動しないことで、自分にだけ保険をかけているようにも見えます。あくまで、自分が持っていた先入観ですが。
しかし、慎重さは強みです。強みであれば、自分だけでなく他人にも良い影響を与えられます。そこで今回は、慎重さをどのように自分以外に使い、強みにして活かせるかを考えていきます。
↓ 診断結果
①リスク管理
まずは、慎重さの真骨頂ともいえるリスク管理です。これは自分だけでなく、大切な人やチームのためにも使えます。常に最悪の事態を想定し、大きな失敗を予防するのです。
プロジェクトであれば即断せず、実行前に想定されるリスクを洗い出します。そして、細心の注意を払って決断し、チームを成功に導きます。リスクを管理することで失敗を予防するのです。
失敗の反対は成功です。つまり、失敗する確率を減らすことは、必然的に成功する確率が高まります。リスク管理というのは未来を予測する慎重さならではの能力ですし、他人にも活かしやすいのではないかと思います。
②配慮
次に配慮です。結局、慎重さにより何を扱うかだと私は思います。リスクを慎重に扱えばリスク管理ですし、他者の気持ちを慎重に扱えば配慮に変わります。
反対に、自分の気持ちだけ慎重に扱ってしまえば、自分のことだけを考えている保守的な人になってしまいます。きっと強みとして生かすには、慎重に扱う対象をいかに自分以外に向けるかが、大事になるのだと思います。
タイミングを見計らう
慎重さを資質に持つ人はあまり即断しないので、頭に浮かんだことをすぐに行動することも少ないです。そのため、相手への配慮により、今以外の最適なタイミングで行動することができます。
例えば、私は相手のやり方が間違っていると気が付いても、すぐには何も言いません。なぜなら、その人なりの考え方があるのかもしれないですし、本人が納得いくまでやった方が良いこともあるからです。取り返しが着く範囲であれば、タイミングを見計らって間違いを伝えます。
頭に浮かんだことをすぐに行動するのは、必ずしも良いとは言えません。物事にはタイミングというものがあります。そのため、相手が思うベストなタイミングで行動することが、慎重さを活かす1つの方法だと思います。
③聞き役
慎重な人は会話の主導権を握ることは少ないです。そのため、会話中は聞き役として振る舞うことが多くなります。
また、上述したリスク管理は適切なアドバイスを求める時の聞き役として、配慮する姿勢は相手が気持ちよく話せることにつながります。何かと、慎重な人は良い聞き役になれるのではないかと思います。
その他にも、「口が堅い」と「すぐに決めつけない」の2つは、慎重さを聞き役に活かせると考える特徴です。
口が堅い
人間関係にも慎重なので、そもそも話せる人が少ないのもありますが、慎重な人はとても口が堅いです。これは、リスク管理の特徴とも合致しますよね。
たとえ誰かに聞いてほしい話であったとしも、言いふらされたくない話だってあります。その場合、口が堅いという特徴は、相手の心理的負担を下げることにもつながります。
秘密を守れる相手は信用され、話せる対象にも選ばれやすいです。そのため、口が堅いことは、慎重な人が良い聞き役になれる一つの特徴になると思います。
すぐに決めつけない
慎重な人は相手が言ったことをすぐに決めつけません。つまり、相手の意見をすぐに否定はしませんし、失言に対して怒ったりもしません。配慮との特徴ともかぶりますが、まずは相手の意図を慎重に探ります。
自分が言ったことを主観で決めつけてて言い返されるのは、話し手としても気持ちよくありません。そのため、何でもすぐに決めつけず慎重に判断できるのは、聞き役にぴったりな特徴だと思います。
まとめ
慎重さは自分以外にも活かせます。結局、何を慎重に扱うかです。リスクであればリスク管理、相手の気持ちであれば配慮につながります。そして、慎重さを自分以外に使える人であれば、良い聞き役にもなれるのだと思います。
思い返すと、私の記事は慎重さによって生み出されている内容が多い気がします。以下の2つはすぐに決めつけないという点で、特にそれが顕著に出ていると感じました。いずれも診断を受ける前の記事ですが、やはり私は慎重なのだと認識しました。
強みである限り、自分以外にも使いたいですね。
以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。