専門外へのリスペクト
皆さんこんにちは、しまさです。
私はメーカーでモノづくりの仕事をしているのですが、そこでは色んな専門分野のエンジニアが集結しています。私は情報専門のエンジニアとして、主な業務はプログラミングでUI(製品の操作画面)を作成しています。
正直、私は自分のやっているUI業務以外のことを聞かれても、何をやっているかよく分かっていません。しかし、よく分からないからと言って、専門外の相手をリスペクトをしないわけではありません。
自分にとっては専門外がいてこそのモノづくりなので、彼らにとっては当たり前の業務でも、私はリスペクトしてしまいます。
自分一人の力で出来る事なんて限られていますし、自分の専門外へのリスペクトはすごく大事なことに思います。たとえ、それがよく分からなかったとしてもです。
そこで、今回は専門外へのリスペクトというテーマでお話ししていきます。
①自分一人で出来る事なんて限られている
当たり前ですが、自分一人で出来る仕事なんて全体のほんの一部です。どの会社も、人事部・営業部・購買部といったたくさんの部門が存在して、それぞれが違う役割を担うことで成り立っています。
私の場合はメーカーに勤めているので、機械・電気・情報・化学といった色んな専門性を持ったエンジニアが集まって1つの製品を作っています。そして、詳しいことは分かりませんが、作った製品は営業部や購買部が頑張って売ってくれているのだと思います。
また、これは仕事に限らず、日常生活でも同じです。スーパーに売られている野菜や果物は農家さんたちが大事に育ててくれたものですし、ケガや病気をした時は病院でお医者さんに診てもらいます。
もし、その方たちがいなくなってしまったら、私達はご飯が食べられませんし、病気になった時に自力で治さなければいけなくなります。それはさすがに困りますし、もはや生きていけませんよね。
社会は色んな専門分野を持った人たちが協力し合って成り立っていますし、そういった方たちへの感謝やリスペクトの姿勢は大事なのかと思います。
②よく分からなくてもリスペクト
リスペクトと聞くと、やっている事のすごさが分かるからこそするべきものに感じるかもしれませんが、私はよく分からなくてもするべきだと思います。
世の中のほとんどの知識というのは自分の専門外です。そのため、私たちは専門外の知識を持った人達がいないと、出来ない事の方が圧倒的に多いです。
にも関わらず、「よく分からないけど、自分にも出来そう」などと考えてしまうのは、やや傲慢に私は思います。「よく分からないけど、助かっているしリスペクト」でよいではないですか。
確かに、すごさを分かった上で評価される方が嬉しい人もいるかもしれません。しかし、敬意を示されて悪い気がする人はいません。それに、よく分かりもしないのに低く見積もられたら、相手は悪い気しかしないと思います。
どんな優れた専門性を持っていたとしても、自分一人で出来ることなんて全体のほんの一部です。そのため、よく分かっていようがいまいが関係なく、相手をリスペクトすることはとても大事なことなのです。
③漫画「Artiste(アルティスト)」より
これは最近私が読んでいるArtiste(アルティスト)という料理漫画のワンシーンで、厨房で働く主人公が接客の方々へのありがたみに気づく場面になります。
職場は同じだけど業務が違うと接点が少ない人ってやっぱりいると思います。むしろ、そういう人達の方が多いかもしれません。
しかし、そういった専門外の人たちがいるからこそ、自分がやるべきことに集中できるのです。これも専門外へのリスペクトをする理由の1つですね。
Artisteは料理がテーマの作品ですが、ヒューマンドラマ要素が強い作品なので、興味がある方はぜひ読んでみてください。既に好きな方はコメント欄で教えてください!
まとめ
世の中自分一人で出来ることなんてほんの一握りですし、よく分からなくても専門外へのリスペクトは大事にして生きていきましょう。
Artisteは最近知ったのですが、ヒューマンドラマ要素が強い作品は学べることも多くて面白いです。宇宙兄弟とかも個人的にとても好きな作品です。社会人になって少年誌から青年誌へシフトチェンジしてきました(笑)
以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。