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機嫌よく働くのもスキルのうち

機嫌よく働くことは、誰にとっても簡単なこと、ではないのかも知れない。

隣の席の人は、機嫌が悪い時に放った一言で、同僚との関係性に亀裂を走らせた。修復はいくらでも可能だったはずだ。自分の非を認めること、相手を尊重すること、自分の未熟さを知ることができれば。

いつでも、本当に謝りたいと思うなら、謝ることはできるはずだ。今でも。でも、彼女はそれを選択しない。謝らないことを選択している。おそらく、この先も関係の修復はされないだろう。

彼女の選択は、彼女にとって正しいのかもしれない。
そういう生き方もあるよな、と思う。

私ならどうするだろう。
私なら、私の働きやすい環境を構築し、その関係性の中で仕事をしたいので、衝突を避ける選択をするだろう。
職場に求めるのは、働きやすい環境だ。能力も経験もない私にとって、自分で変えられる条件は環境を整えることくらいだ。これならできる。

むしろ、自分の得意技はこれかもしれない。
機嫌よく働くこと。
周りと衝突しないこと。
嫌いな人にもニコッとすること。
マイペースで何も考えてないフリして、周りをよく観察し、取るべき行動をとること。

地味だけど、こういう生き方もありかな、と思う。
生き抜く方法は人それぞれなんだろう。
目立つ生き方に憧れてきたけど、この立ち位置も悪くない。
私の生き方にも一定の価値はありそうだ。


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