うつ病は甘えか病気か
会社に行けないのは甘えだ。
そう思っていた私が会社に行けなくなるなんて。
どうも。
私はアラサー既婚OL、精神系の病気持ち、趣味は転職活動とチャット、特技は特になしのネガティブ人間である。
私は現在二度目の休職をしている。
一度目は強迫性障害で、二度目はうつ病だ。
今回はうつ病について語りたいと思う。
皆さんはうつ病とはどんな病気かご存じだろうか?
ネットで調べてみると、
「日常生活に支障が出るほどの強い気分の落ち込み、意欲の低下が続く病気」
とのことである。
10年くらい前までは、どんなに起き上がれなくてもがんばれており、冒頭のひどい言葉を思っていたこともあった。
話は逸れるが、仕事や学校が嫌だから行きたくない、というのは、甘えだと考えていた。
しかし、実際にその立場になってみると、心がSOSサインを出していることに気づいたのだ。
現在、この病気にかかっている私からすると、この病気は前が見えない、真っ暗なトンネルにいるようなものだった。
仕事がしんどいから、仕事のことを考えると吐き気やめまい、体が動かなくなったりした。
これは、会社に行かなくては、という気持ちと具合の悪い体がすれ違っており、本当につらかった。
以前は起き上がることもしんどく、ひたすら寝ているだけの時もあった。
そんな自分を責めてしまい、また起き上がれなくなる、という負のループに入ってしまう。
こんなにきついものなのか、としみじみ実感している。
うつ病になると、どうなるのか。
·起き上がれなくなる
·食べても自然に体重が落ちる
·寝ても眠い
等などが、私が経験した症状である。
朝はカーテンすら開けられず、日の光にも浴びる気力がなかった。
毎日会社に行けなくなったことが申し訳なく、自分の価値を見出だせなかった。
実際かかってみると、本当に生きることが「しんどく」、出口の分からない迷路をひたすら歩んでいるようだった。
以上の経験から、うつ病は甘えではなく、病気だと思うのだ。
この「しんどさ」は何とも表現できない。
現在は主人の支えもあり、少しずつ回復しているが、またうつ病の状態に戻ったらどうしよう、と思って不安になってしまう。
うつ病は自分では分からないうちにやってくるので、非常に厄介だ。
そして、暗闇の中に閉ざされるような恐怖がある。
少しずつでいいから、日常のちょっとした幸せに気づき、前向きに生きていきたいと思う。
余談だが、私も大谷翔平くんみたいに、年俸何千億もいただけるといいのになぁ、と羨んでしまう今日この頃である。