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掃除は週に一回3時間半を基準に|コラム
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住み始めの状態を維持していくなら、掃除を週に一回3時間半
週に一回3時間半をかけて掃除をすれば、住み始めの状態を維持できます。
ただし、窓や網戸、レンジフードの油汚れ…、といった手間のかかるところは年に一度、しっかりと時間をかけて掃除するものとします。
また、使用頻度の高いキッチンは、使う度にある程度の手入れをするものとします。
当然ながら、掃除への取り組み方、そもそも掃除をするかしないかは、性格次第です。
これはどうにもなりません。
だからと言って全く掃除をしないとどうなるかは、ある程度の想像がつくと思います。
『性格を直せ』とか『考え方を直せ』と言うつもりはありません。
少しでも参考になることを願い、週に一回3時間半の掃除について順に紹介してみます。
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掃除機をかけることが掃除そのものではない
毎日、掃除機をかけているという方は多いのではないでしょうか。
これ自体は、非常に良いことです。
ちょっとしたゴミや埃も、ゴキブリのえさになってしまいますから、その芽を摘むことができます。
衛生的ですね。
ただし、それは床だけの話です。
掃除とは、部屋全体を立体的に見て、汚れを落とす作業です。
毎日、掃除機をかけて満足していると、床以外のところに日々の汚れが積み上がり、それが油分や水分とくっついて、簡単には剥がれなくなってしまいます。
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掃除機をかける時は、ハンディモップを片手に持って
良く言われることですが、埃が舞い続けないよう、掃除をする時は窓を閉めます。
ハンディモップを片手に、もう片方の手に掃除機を持ちます。
ハンディモップで、壁やブラインド、窓枠、各種ライト、各種棚や机の上、レンジフードの外側…、とあらゆるところをサッと撫でるように拭きます。
トイレ掃除をする前のトイレでも行います。
部屋へ立体的に積もった埃が床に舞い落ちますから、同時に掃除機を床にかけます。
終わってから換気をすれば、この作業だけで、それこそ空気清浄機でもかけたような爽やかさが感じられます。
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トイレとお風呂はブラシを当てることを意識して
お風呂とトイレは、隅々までブラシを当てることを意識します。
使い古しの歯ブラシなどで十分ですが、どうにも届かない凹みもあると思います。
そういったところには、市販の掃除用ブラシを使います。
●お風呂
ピンク汚れが落ちなくてゴシゴシと擦っている方もいるかも知れません。
それは恐らく擦っても落ちないのではなく、ブラシが上手く当たっていないのです。
●トイレ
明言しますが、一般的なトイレブラシだけでは、決して便器の縁の内側に届きません。
ちょっと嫌だなと思うかも知れませんが、使い古しの歯ブラシならしっかりと当たります。
ウォシュレットの付いているご家庭では、ノズル周辺にも歯ブラシを当てます。
臭いの元や黒カビの多くが落ちます。
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キッチンはすぐに拭くことが重要
冒頭にも書きましたが、キッチンの場合、掃除というよりもお手入れと考えています。
お手入れというのは、何しろ早く拭くことです。
ポリエステルやナイロンの速乾性ふきんは効果的です。
肉の動物性油、野菜の色素、コーヒーの色素。
水滴が乾いた後のカルキ残り。
放っておいてはいけません。
すぐに拭きます。
電気ポットの注ぎ口付近もコーヒーやお茶の跳ね返り汚れがつき易いので、何しろ拭きます。
キッチンはこれにつきます。
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自分に合ったスタイルで
上述の作業を三時間半で終えるくらいのペースで行えば十分です。
心身の健康面を考えると『面倒くさい』で済ませてしまうほど、掃除は軽い話ではありません。
それに引っ越す時に、壁紙や床材の貼り換え費用を請求されて後悔するかも知れません。
一週間に3時間半をかければ、快適な状態を維持できます。
これを毎日少しずつにしても良いですし、二週間に3時間半を一回だけに引き伸ばしても何とか成り立つと思います。
自分に合ったスタイルを見つけることが、何よりも重要です。
"名もなき家事" なんて表現がありますが、掃除の中の大半はそれに当たるのではないでしょうか。
説得力を持たせるように "名もなき家事" の作業記録でもつけておけば良かったと後悔しています。
以上、参考になれば幸いです。
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