【あと19日】どうせ死ぬのになぜ生きるのか
図書館で私を呼ぶものと父の世界が交差していた話
仕事帰りに図書館に寄ってしまった。
よせばいいのに、なぜか今日は寄らなきゃいけない気がした。
まだ読みかけの本が数冊あるのに。
そう思いながらも、
今日寄らなきゃいけない気がするってことは、
多分、面白い本が呼んでるんだ。
そう信じた。
図書館の、分類番号000から990までパトロールした。
くまなく、とはいかないけど、
ジャンルを限らずにざっくり見て回る。
この時間が、私は昔からとても好きだ。
ここにある本、ぜーーーーーんぶ、無料で、
どれを読んでもいい。
図書館というシステムは本当にすごいし、ありがたい。
そして見つけた本が、冒頭の1冊。
名越康文先生のことは知っている。
テレビにもけっこう出ておられたけど、
私にとって「先生おもろい人やな」と印象づけられたのは、
この動画。
※ホラゲーの解説動画です。苦手な方はクリックしないように!
(ホラゲーのこと書いてたら頭上でエアコンが不気味な音を立てた……
怖いよ!!!)
この動画を発端に、名越先生の動画を何本か見た時期があった。
そこからしばらく遠のいていたけど、
今日、本のタイトルに引かれて手に取ったら、
名越先生の著書だった。
この本が呼んでたんか。
借りて帰って息子に見せたら、驚かれた。
「オカンも仏教心理学に興味あんの?
おじいちゃん(私の実父)も今、
仏教心理学にハマって本読んでるらしいよ」
なんやて工藤。
実父、昔から本を結構読んでいる。
ここ数年、実家のトイレに置いてる本が、
遠藤周作とか三浦綾子だったので、
てっきりキリスト教系がブームなんだと思っていた。
こっちにきてたのか……
とか言って私も今日こっちに来たんですけども……
私はまさにこの本のタイトルそのままのことを、
いつも思っている。
深刻に考え続けてるわけじゃないけど、
長年不思議に思っているのに答えがまるで出ない。
こんなこと考えてるってことは、
「死」が身近にないからだと思う。
だとすると、私がこの思想を抱いていること自体、
幸せなことなのかもしれない。
今日も仕事と通勤と酷暑でヘトヘトだけど、
息子の焼いてくれた餃子がおいしかったから、
私は大丈夫です。
寝る前にストレッチ。