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好きなドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」
これまで見たドラマの中で一番好きなドラマは?と聞かれたら、私は10年ぐらい前までなら「あぶない刑事」と答えていた。
いやいや古すぎるでしょ?37前のドラマでしょ?
と突っ込まれるかもしれないけど、
先日また新作映画の制作発表ありましたよ(笑)
タカ あんど ユージ、まだまだやってくれるようです。
そして、何回帰ってきてるの!?(笑)
と言いながら、やっぱり楽しみにしている。
でも今回は、その「あぶ刑事」から数年前にトップの座を奪い、
私が今も一番好きだと言えるドラマについて紹介したい。
それは「デート~恋とはどんなものかしら~」というドラマである。
2015年放送の月9ドラマ。
ついこの前と思ってたけど、8年も前だよ。。
実は先日、Tverで他のドラマを観ようとしたら、
「デート」配信されてるじゃん!ってなり、1話を観てしまった。
やっぱり面白い。
それでこの記事を書くことにしたんだけど。
Tverでは現在2話まで配信されてます。
でも、全話は配信されないかもですね。
いつの頃からか、「人生に恋愛は不要だ」と考えるようになった“恋愛力ゼロで恋愛不適合者”の女と男が、それぞれのやむにやまれぬ事情から結婚を目指すことになり、一切の恋愛感情を持たぬまま、日々つたないデートを積み重ねていく…。
東京から一番近くて、一番遠い都会・横浜を舞台に繰り広げられる、少しビターなロマンチック・ラブコメディー
まず、これはラブコメなんだけど、月9で放送されるような王道ラブコメではない。そう、脚本があの古沢良太さんなので。
「リーガルハイ」や「コンフィデンスマンJP」、そして今は大河ドラマ「どうする家康」も有名だけど、この「デート」が、私は古沢さん脚本の中でも一番おすすめしたい作品である。
「リーガルハイ」でのぶっ飛んだキャラ設定やストーリー展開、そしてテンポ良い会話。で、古沢作品のファンになった方も多いのではないでしょうか。
「デート」も、それに負けてない。さらにラブストーリーの要素も加わってるんだから、私の好みにあってるのも当然。
そんな感じで、脚本がまず素晴らしいというのもあるが、
キャストも最高なのだ。
恋愛不適合者の男女が主人公となっているこのドラマ。
その男女を演じるのが、長谷川博己さんと杏さん。
このドラマを観る前から長谷川さんのことは気になっていたけど、私は、この「デート」でその魅力にどっぷりはまった。
長谷川さん演じる谷口巧は、自称「高等遊民」のニート(最近ニートって言葉もあんまり聞かなくなったような)で、二次元や映画の中の女性にしか興味がない、恋愛経験ゼロの男性。めんどくさいけど、なんか憎めない優しい男なんよね。そのあたりの表現が絶妙だ。
そして、杏ちゃん。
本当に上手い。あの強烈キャラの薮下依子を演じることができるのは、彼女しかいない!と思わされる演技。
二人の掛け合いが、また最高に面白くて。この二人が揃ったことによる相乗効果のようなものも、生まれてた気がする。
とにかく二人とも最高なんです。
ドラマ全体を通して(スペシャルドラマも含め)、笑えるシーンが本当に多い。でもそれだけではなくて、何だかちょっと切なくなったり、感動で涙が出てくることもある。こんなに笑って泣けるドラマって、他にないのでは?と思っている。
まずは第1話をTVerで観たばかりなので、第1話について書きたい。
第1話では、第1回目のデートが行われる。
当日のデートのシーンから始まり、なぜ二人がデートをすることになったかの経緯が当日のデートシーンの間に挟まれる形で、時系列がいったり来たりする。
巧(長谷川博己)と依子(杏)は、デート中にお互いにイタい人だと思い、デート自体も苦痛に感じている。
のだが、なぜか最後には意気投合して「結婚する」という同じ意見でまとまっている(笑)
二人の会話が進むうちに、まるで何かのマジックにかかったように、予想もしていない方向に着地している。こういうところが、古沢さん脚本のすごいところだよなぁって、改めて思った第1話だった。
このドラマのシナリオブック(デジタル版)も持っているので、また読み返してみようかな。
最終回も好きなんだよなぁ。依子と巧が愛おしい。
スペシャルドラマの秘湯編もおススメです。
では、今回はこのあたりで。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。