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「近隣の店主との良好な関係」

大都市駅前一等立地ならいざ知らず、弱小個人店で家賃はマックスでも20万以下(それでいて10坪はほしい)の立地のところで土日のみならず平日も雨の日も雪の日も酷暑の日もそれなりに最低人数(席数と同数)は集客出来るようになるために皆さんはいろいろな集客装置を活用することと思います。
例えば以下など考えられるでしょう。
①    お金をかけて宣伝広告する
②    SNSやネットで呼びかける
③    新聞雑誌テレビその他メディアに取り上げられる
などがあるかもしれません、でもこれらのことをやっても考えられるのは「土日祝日だけが混雑する店」という結果に終わることが多いのです。
これは簡単な話ですが①~③のような発信をキャッチする人は広範囲に及び、それを見て「行ってみよう」と思ったところで大半の人は普段仕事をしているわけでなかなか電車や車を使って平日の仕事帰りにまで来ようとはしないものだからです。
よく私が使うフレーズではありますが①~③は「空中戦」です。
いや本当の「空中戦」であれば操縦している人自体は生死を賭けた真剣勝負をしているわけですからそれよりももっともっとヌルい戦いです。
自らは何も血を流さないでラクにスマートに集客しようという狙いですよね。
空中戦の話で1つこれほど似つかわしいものもない事例がつい最近わが身(珈琲文明)に起こったのでまずその話からしますが今回の最重要ポイントはこの話のあとですからね。
まずこの度私のお店(珈琲文明)は「地球の歩き方」という書籍に載りました。
私でも知ってるほど昔からある本で「海外旅行などに行く人にとってのバイブル」みたいな本です。
なぜ?と私も最初戸惑いましたが、聞けば現在このシリーズは「国内版」というのも数冊だしていて、それは「日本の良さを再発見する」というコンセプトがあるようですが、他の狙いとしては外国人観光客に読んでもらいたいというインバウンド需要というのが確実にあると思います。
見本誌が送られてきまして通読したところとにかく物凄いボリュームと情報量で店内に置く以外に自分用にも自腹で購入しようと決めてるくらいのタメになることが満載でした。
しかも横浜市役所あげてこの本をPRしていたり由緒ある老舗書店「有隣堂」では「地球の歩き方スペシャルパッケージ」のようなサービスもあるらしく、販売へのバックアップの規模もそして出荷数もケタ違いのスケールであります。
ここへの掲載を宣伝広告費に換算するとそれこそいくらになるかわかったもんじゃないくらいの話です。
そしてまさにこれなんて「空中戦」もいいとこで、遠方どころか外国からの人に向けてでもあるので究極の空中戦であります。
こんな凄いものに掲載されるなんてそれはもちろん光栄あまりある話で素直に嬉しいことであります。
今回の話のメインは「空中戦」よりも「地上戦」、もっと端的に言うと「地域密着の重要性」であります。
大事なのはここからです。
そもそもこの「地球の歩き方掲載への話」がどのように来たのかという話をする必要がありますので取材~掲載への経緯を説明しますね。

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