見出し画像

「産業医」とは?

COCOです🎈ここ数日、何だかスッキリしないお天気が続いていますね。私は、天気が悪いと、低気圧の影響か頭痛が起こりやすいので、雨の日はあまり得意ではありません・・・。でも、そんな日の午後は、ゆったりコーヒーをドリップして、本を片手に、布団におこもりする!と決めています♪(今日も、この記事を書き上げた後、コーヒーを頂きました!笑)

前回の記事へのスキ!も、ありがとうございました。30本以上、記事を書き続けてきて、自分の記事執筆のパターンが、見えてきたような気がしています。そして、一本の記事にかかる時間も、短くなっている!かも!あまり、今の形式にこだわるのも良くないと思っていますが、引き続き、記事制作、がんばっていこうと思います!

今回の「闘病ログ」では、「『産業医』とは?」というタイトルで、そもそも産業医ってどんな立場の人なんだろう?という、前提知識の部分をお伝えできればと思います!

いきなり、産業医面談についてお伝えしようか悩みましたが、まずは「産業医」という存在の前提を、擦り合わせたほうがよいな・・・と思いまして!

では、本日もよろしくお願いします☆(入りの挨拶、少し変えました!笑)


1、そもそも「産業医」とは?

皆さん、「産業医」という存在は、ご存知ですか?健康的に働いている方でしたら、ほとんどの方が、お目にかかることはないと思うのですが・・・実は、ほとんど全ての企業に、担当の産業医が置かれております。(と、思います・・・!曖昧な情報ですみません!)

産業医の定義について、ご紹介!例にならって、ネットからの引用です。

産業医とは、事業場において労働者が健康で快適な作業環境のもとで仕事が行えるよう、専門的立場から指導・助言を行う医師を云います。産業医学の実践者として産業保健の理念や労働衛生に関する専門的知識に精通し労働者の健康障害を予防するのみならず、心身の健康を保持増進することを目指した活動を遂行する任務があります。

(引用:公益社団法人 東京都医師会*1)


ここでのポイントは、下記の3点です。

”企業”に置かれている

”社員の健康”のために任務を行う

”専門的立場”から、指導や助言を行う

つまり「企業にいる、社員のための医師」という感じです。休職者への対応のほかにも、長時間労働をした社員や、健康面に問題を抱えている社員とも、定期的に面談をして、健康管理につとめます。

産業医は、それぞれの企業に属しているのではなく、産業医が属する団体が企業と契約をし、産業医を各企業に派遣する形となっています。そのため、産業医と企業の間には、ある程度の距離があります。ですが、産業医は、人事の指示に従って、社員へ質問を行ったり、面談後に、情報の一部を会社に渡したりすることもあるので、会社に絶対に知られたくない情報を話したり相談したりするには、注意が必要です。


2、復職までに必要な許可

では、どうして「産業医」が、各企業に置かれているんだろう?そんな疑問を持ったあなた、ナイスな観点です!その疑問にお答えするべく、まずは、復職までに必要な許可について、お伝えしていこうと思います。

復職までには、2つの許可が必要です。

主治医からの復職許可

産業医からの復職許可

基本的には、①→②と進んでいきます。(主治医の復職許可が降りてはじめて、産業医の復職許可判断に移ることが出来ます。)


また、各医師の判断ポイントをお伝えすると、

主治医:医学的側面から判断する

産業医:労務環境に耐えられるか、各企業の労働環境に合わせて判断する

となります。


3、「産業医」の存在意義

察しのよい方でしたら、もうお分かりかと思いますが・・・ここまでの情報をまとめ、産業医の存在意義を考えてみると、「人事担当者だけではカバーしきれない、医学的専門知識と、各企業の労働環境を掛け合わせた観点で、物事を見る」となります。

ひとくちに、労働環境と言っても、デスクワークから、肉体労働まで、様々な環境がありますよね。主治医は、患者から語られた一部の情報と、医学的知識を元に、復職許可の判断をしますが、その判断だけでは、患者がつとめる企業の労働環境に耐えうるか?という点で、不安が残ります。かといって、医学的知識の乏しい人事担当者が、その判断を下すことは難しいです。そのため、医学的専門知識を持ち、かつ、各企業の労働環境を知った産業医が、最終的な復職許可をするという形が取られるわけです。


4、次回予告

ここまでご覧いただき、ありがとうございます!いかがでしたでしょうか?産業医について、少しでも、理解が深まっていれば幸いです☆(締めの挨拶も、少し変更です!笑)

私は、産業医の立場について、復職が迫るまでほとんど知らず(笑)休職したての頃に、「私、産業医となかなか会えないんですけど・・・私の企業に、本当に産業医はいるんですか?」と、主治医に食ってかかったことがあります(笑)(基本的には、復職判断をする医師なので、休職初期に会えなくて当然ですw)

さて次回は、いよいよ、私が経験した「産業医面談」の体験について、記事にできればと思います。はじめての産業医面談に至るまで、人事とどんなやり取りをしたのか?産業医面談では、どんなことを聞かれたのか?などなど、お伝えしてまいります☆

次回もお会いできることを楽しみにしています! COCO🎈


5、引用文献

本文中に使用いたしました文章は、下記から引用させていただきました。

*1 公益社団法人 東京都医師会「産業医とは」



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?