anko

双極性障害とともに生きる自由人。

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双極性障害とともに生きる自由人。

最近の記事

意図せず、ミニマリスト。

年々、服を買わなくなってきている。 いや、今年に入って、途端に服を買わなくなった。 服だけでなく、鞄や靴といったファッションに関わるものに興味がなくなった。 店屋に行っても欲しいと思わない。 躁状態のときは除くが。 デフォルトは、「いらない」。 夏はトップス5枚とボトムス2本、ワンピース1着で過ごした。 全て、いつ買ったか、分からないくらい古いもの。 特段、ミニマリストになりたいわけでもない。 正直、ミニマリストには興味がない。 双極性障害を患っていると私は、ミニマリスト

    • 躁鬱とロック

      躁転すると分かっているのに、ライブハウスに行ってしまう。 響くギターとドラム、ボーカルの熱い肉声。 フロアの一体感。 踊る、騒ぐ皆。 音楽という流れに身を任せる。 その間は、自分が躁鬱だ、とか忘れられる。 そんな、そのハコの中が、 たまらない。 ずっと続けばいい。 しかし、時間は過ぎ、一体感は消える。 それでも、私はロックの渦中にいる。 頭の中は鳴り止まない。 響き続ける、メッセージ。 眠気が来ないことに、ふと、気づく。 ダメだ、朝が来てしまう。 いや、別に構わない。

      • 【双極性障害】躁か鬱、そればかりが人生じゃないだろう。

        日常を今は躁か、鬱かで判断してしまう。 躁転を気にして、挑戦が出来ない。 ちょっとの体調不良を鬱と見做す。 少し元気だと、周りが躁転していると心配する。 寡黙だと、鬱じゃないかと周りが気にする。 人生は、躁と鬱で成り立っているんじゃない! また、鬱よりの普通とか、躁よりの鬱とか、そんな判断ばかり自分も周りもして、時々うんざりする。 誰もが、調子がよかったり、悪かったり、するだろう。 人間は、感情や気分がある。 だからこそ、人間なんだ。 不思議と楽しい、何故か辛

        • 【摂食障害・自殺や自傷行為についての記述あり。閲覧注意】異常と正常の境界線②

          誰もが皆、一度は自殺したい、と思ったことがあるはずだ。 人生は、複雑で、生きるのは困難な局面をしばしば孕んでいるから。 なのに、私、死にたい、と気楽に言えないのは、どうして? 死にたいのは、異常? 私の体重は30㎏台まで痩せ続け、私は世界を制服した気分になっていた。 私に出来ないことは、ない。 しかし、あることをきっかけに事態は大き変わった。 私は、大切な人を失った。 しかも、自ら切り捨てた。 私は、その日を境に完全に自分を見失った。 私は、食事と体重の制御が完

        意図せず、ミニマリスト。

        • 躁鬱とロック

        • 【双極性障害】躁か鬱、そればかりが人生じゃないだろう。

        • 【摂食障害・自殺や自傷行為についての記述あり。閲覧注意】異常と正常の境界線②

          【摂食障害】異常と正常の境界線①

          摂食障害とダイエットとは違う。 本当に? どちらにも共通するのは、「痩せ」という目的、ないしは願望。 目的一緒なら、結局、同じもんじゃん? てか、摂食障害って何?笑えるー。 痩せたいだけ、ほっといて。 私がしているのは、「ダイエット」。 障害や病気なんかじゃない。 私は、昔、摂食障害を患っていた。 15歳過ぎから23歳くらいまで。 痩せたいから、食べないようにした。 育ち盛りだった私は、1日の摂取カロリーを300Kcalに抑えた。 食べるのは、マクドナルドのポテトのSだけ。

          【摂食障害】異常と正常の境界線①

          躁状態だ。 自覚症状、意味の分からないことを喋り続けて夫がうんざりしている。 バイトの募集に応募しまくる。 そして、通販サイトから目が離せなくなっている。 頓服ヒルナミンが効かない。

          躁状態だ。 自覚症状、意味の分からないことを喋り続けて夫がうんざりしている。 バイトの募集に応募しまくる。 そして、通販サイトから目が離せなくなっている。 頓服ヒルナミンが効かない。

          【双極性障害】アイデンティティを見失う病気。

          言葉が人をつくる、という名言がある。 言霊という日本語もある。 つまり、自分が発する言葉には、とてつもないパワーがあるということだ。 とすると、躁と鬱の二極化する世界を生きる躁うつ病患者にとって、自分とは一体どういった存在と捉えればいいのか。 私は、躁のとき、自分には世界を変える力があると強く思う。 しかし、ひとたび、鬱に転ずると、自分は無能で醜く、存在価値がないと信じる。 私は、寛解時期が殆どない。 躁と鬱を行ったり来たりしているうちに、私は一体何がしたいのか、何を

          【双極性障害】アイデンティティを見失う病気。

          リーマスと私

          抗躁薬リーマスは、私の顔面にニキビを作り、体重を増加させ、子供を産めない体にした。 子供を産む気は毛頭ないが。 私は日に800mgリーマスを摂取する。 副作用で多いと言われる手の震えは全くない。 リーマスには、自殺予防効果があるという。 それでは、一度、試してみようか。 本当に自殺予防効果があるかどうかを。 リーマスというのは、要はリチウムであり、それは乾電池にも含まれる。 リーマスを飲む必要があるというのは、まるで乾電池で動いている子供のおもちゃみたいだ。 飲まな

          リーマスと私

          喫煙所がない件

          ベビースモーカーの私にとって、昨今の喫煙所不足は大きな悩みの種だ。 どこに行こうが、禁煙、禁煙。 じゃあ、タバコ売るな。 タバコ税とりたいなら、しっかり喫煙所作れ。 タバコ税払う義務あるなら、喫煙所作る義務もあるだろ。 基本的に、何処に行くにも携えるタバコ。 財布忘れてもタバコ。 ケータイなくても、タバコ。 知らない場所に行く際は、まず、喫煙所を探しておく。 その際、喫煙所がなければ、そんな所には出向かない。 物価上昇の影響か、100均で4本100円だったライターもい

          喫煙所がない件

          先天的躁うつ病

          この病が一体いつの頃から始まったのか、定かではない。 幼少期から、腕を切っていたし、寝なくてハイテンションな時期があった。 摂食障害や、オーバードーズ、万引き、同性愛、自殺未遂等。 まだ、していないのは、整形と豊胸と、薬物と刑務所暮らし、だろうか。 先天的に、躁うつ病だったように思う。 そういうことは、医学的にないのだろうけれど。 発症した時期が、私には全く分からない。 ずっと、こんな私だった。 そして、他の人もこんな風に生きている、そう思っていた。 もっとも、いつ発

          先天的躁うつ病

          気付いたら、ポチってた。 買い物しないはずなのに。

          気付いたら、ポチってた。 買い物しないはずなのに。

          これは、所詮ただの人生に過ぎない。

          破産する。 ようやく。 ずっと伸ばし伸ばし、騙し騙し過ごして来たけれど。 精神病院入院したり、自殺未遂したり、破産したり。 忙しい人生? そうかもね。 今は、昔ほど買い物をしなくなった。 何故だろう。 今は、躁状態みたい。 アイディアがとめどなく溢れ、話し続ける。 ノートにびっしりアイディアを書き続ける。 注意散漫。 高揚感。 本来なら神経質な私が、やたらと楽観的になる。 遠くに行きたい。 旅に出たい。 そして、不思議なほど空腹。 それだから、破産なんて、たいしたこと

          これは、所詮ただの人生に過ぎない。