日本人と外国人が抱く結婚式の違い
日本人と外国人の結婚式への概念がけっこう違うので、記事にしました。国際結婚をされる方、もしくは憧れている方に役立てばと思います。
私たちの結婚式
私はルーマニア人の夫と正式に結婚しました。
が、まだ教会で結婚式は挙げていません。
なぜならコロナだから。
予定では2020年の9月にしようと話してたのですが、皆様もご存知の通りコロナの影響で、身動きが取れなかったため見送りました。
個人的な意見では、結婚式は挙げたくない派です。
なぜかというと、恥ずかしいから。
日本人女性が結婚式に憧れる理由
日本人女性がなぜ結婚式に憧れるか考えたことがあるんですよ。
で、自分なりに出した結果が
「盛大にオシャレができるから」
という結果に辿り着きました。
例えば、ブライダルエステに行って全身をくまなくケアし、髪も美容院でトリートメントをして当日はヘアメイクさんが付いて綺麗にしてくれる。
そして、多くの数のドレスから選んだ極上の一枚を着ていざ出陣できる。
この時ばかりは、我がままに後悔しないように勢いよくオシャレするんですよね。
でももし、普段からドレスが着られる生活だったりエステに元々通ってれば結婚式ってそんなピカイチなイベントかしら?と思うのです。
幸いアンジーさんは、おかげさまで時々好きなドレスを着られるような生活なのと、自分が元大手リラクゼーションサロンで働いてたので結婚式レベルのボディケアが遠い存在ではないのです。
それもあって憧れがないのです。
着るなら、白いウェディングドレスじゃなくて映画ABOUT TIMEみたいな真っ赤なドレスとか色のあるドレスが着たい。もしくはタモさんみたいに?船長さんの格好とかしたい。
ということで、「盛大なオシャレ」願望がないのです。
こんなことが言えること、こんな生活が送れてることはとても幸せなことです。夫に感謝です。
それと、もう一つ結婚式をしたくない理由としてアンジーさんは
結婚式はスーパー家族ショーだと思っています。とにかく恥ずかしい。
それを数万円払って見せつけられるゲスト様がかわいそう。
料理代だけでよくない?って思っちゃうのです。
まぁ、いろいろと理由があってアンジーさんは結婚式反対派なのです。でも参列するのは大好きです。笑 喜んでお祝儀も出すし余興頼まれたらやっちゃうタイプです。
でもね、、、こんな甘ちょろいこと言えるのは
日本人くらいなのかもしれません。
夫にとっての結婚式
夫は、100%教会で結婚式を挙げなきゃダメ!と言います。夫はルーマニア人のオーソドックス教徒です。
そう。
結婚式は神様(イエス様)に結婚を表明して愛を神に誓い、神からその赦しを得る。
という大切な儀式だから。だそうです。
ただの、ハッピーなイベントじゃなく結婚式は厳格な神の儀式。
日本人は結婚式挙げるも挙げないもその人次第だし、チャペルでも神社でも寺でもカフェでもどこでも挙げることを知った夫は、目が点になってました。
本来なら、市役所でcivil 婚
↓
教会で結婚式
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宴会
を1日で完結させるのがルーマニアのスタンダードな結婚式です。
私たちは国際結婚だったので、書類集めなどでそうも簡単にできなかったため、私たちの日程はかなり異例らしいです。
なので、彼曰く、「私たちは法的には結婚してるけど、まだ神から赦しを得てないから50%か70%くらいしか結婚が完了してない」
そうです。
そのため夫婦喧嘩をすると「神に誓ってないからこうなるんだ!」と神のせいにしたりもします笑
濡れ衣着せられるイエス様ごめんね。笑
ですので国際結婚をされる方、または国際結婚に夢見てる方は結婚式の考え方も変えなければならない日が来るかもしれません。
まとめ
日本人の私たちにとっては、ハッピーなイベント。
一部の宗教では大事な神の儀式。
そう考えると、こちらのわがままだけで「結婚式、お金かかるし、私はやらなくても良いから挙げないどこ」なんて軽々とは言えません。
国際結婚される方、ぜひパートナー様の文化も尊重して素敵な未来への幕開けになることを願っております。