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古民家再び。移住して2年住んだ古民家をオフィス+図書館計画

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移住してから2年住んで引っ越した古民家を、今度はオフィス+小さな私設図書館(マイクロライブラリー)にしようとしています。 クラウドファンディングもリノベーションもせず、工夫と小さ…
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古民家図書館TSUDURIで移住者へのヒアリング会が開催されました。

移住して2年ちょっと暮らした古民家を再び借りて、この春に「古民家図書館TSUDURI」として開館した。 仕事や家のことなどで、週1という大変ゆるいペースでしか開けていないけれど、豊前市役所のすぐそばという立地が生かされたのか、最も多く立ち寄ってくれるのは、豊前市役所職員であるという…。 昼休みに古民家図書館で食事して役所に帰る職員さん、本を借りていく職員さん、仕事の打ち合わせでワークスペース利用など、やはり最もよく来てくれる方々だ。 その繋がりから先日古民家図書館で開催

和紙に写真をプリントしたら、古民家の砂壁和室にも似合うポスターになった。

夏に読んだ本「うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真」をきっかけに、やっていきたい方向が見えるようになった。 何屋なのか分からないぐらい色々手を広げていたけど、軸は写真にしていきたいと思う。 プライベートでも、仕事でも。 文章、動画、デザインなどのように枝葉は色々でも、中心に据えるのは。 自分には「できる」といえるほどの強みはないという自信の無さから、求められるのであれば何でもと取り組んでいたけど、「したい」ことを中心にしていきたいと思えるようになった。 春から始めて、

福岡県の移住支援企画「福岡くらしごと」古民家図書館TSUDURIも受け入れ先になりました。

5月にnoteでも綴っていた福岡県の企画「福岡くらしごと」で取材いただいた記事が福岡県 移住・定住ポータルサイト「福がお〜かくらし」で公開されました。 福岡県への移住に興味がある方が、福岡県内各地で暮らしと仕事を体験できるという移住体験プログラムで、古民家図書館TSUDURIも正式に受け入れ先になりました。 4月にオープンしたばかりの古民家図書館で店番したり、草むしり、地域の人たちと交流したり、希望があれば市役所の人もご紹介できて、最終日は豊前のアクティビティを楽しみなが

うちの古民家図書館に、色々な本はなくていい。

「図書館なら、色々な本があったほうがいいでしょう。」と仰った方がいた。 「そうですかー」と返したものの、本当の本当は「そうかな?ここに色々な本っているのかな?置きたいと思わない本でも?」とその言葉がトゲのように引っかかっていた。 それが古民家図書館をオープンさせて1ヶ月が過ぎる頃には、確信を持って「うちに色々な本はいらない」と思うに至った。 サービスやコンテンツのターゲットだって、散々ターゲットを絞れと言うように、古民家図書館だって尖って絞っていいんじゃないかと。 個

プレゼント用に古民家図書館のオリジナルグッズを「SUZURI」で試作中

移住して2年住んだ古民家を図書館として再活用することにした。 お世話になった方に古民家図書館のグッズをプレゼントしようと、何がよいか考えて、オリジナルグッズを作ってみることにした。 類似サービスは色々あるけど、結局選んだのはSUZURI。 数年前に、仕事関係の知人がとてもおすすめしていたサービスだった。 今では大量に発注するならもっと安いサービスはあると思うけど、欲しい時に必要な分(1個とか2個)だけなら大きな差では無いのかも。 操作も簡単で、ロゴのデータをアップロー

古民家図書館OPEN3回目レポ-知り合い繋がり+インスタ効果

移住して2年住んだ古民家を図書館に。 4月24日から毎週水曜日はオープン日に決めて、先日5月8日は第3回目のオープン日だった。 お客様は午前中一組、午後が一組の計3名。 そのうち初めてお目にかかる方が2名だった。 一組目はこの古民家に住んでいた三代前の方で、ご近所の重鎮の方を連れてやって来てくれた。 ご近所の重鎮の方は、以前この古民家の家主さんが住んでいた頃、家や庭の手入れを手伝ったことがあるといい、懐かしそうに図書館内を見学していた。 目を細めて「あれから結構経つ

思わぬ提案「仕事体験したい移住希望者を、古民家図書館で受け入れてみませんか?」

4月の下旬、福岡県への移住希望者が古民家図書館の仕事を体験するという、受け入れ先としての企画をある会社からいただいた。 4月24日にオープンさせたばかりの古民家図書館に、まさかそんな需要が現れるとは驚きだ。 移住に興味がある人が、仕事して暮らすように旅をする。 「それは面白いですね。仕事を手伝ってもらえるのなら、自分の予定を変える必要は無さそうですし」と、企画を進めていただくことにした。

移住したフォトライターが2年住んだ古民家を図書館に - オープンイベントレポ

移住して丸っと3年が経った豊前で、古民家を活用した図書館をオープンさせました。 移住して2年間住んだ古民家。 長くこの地に住むためにと引っ越しをしたものの、この古民家の魅力を伝えるために再活用しようと「図書館」に。 (これまでの経緯はマガジンにまとめております) まずはご近所さんへのお披露目にと開催したオープンイベントの様子をお伝えします。 オープンイベントの日は小雨オープンイベント当日は小雨が降っていました。 雨を予想して買っておいた傘立てが早速活躍です。 古民家に

古民家図書館で実践。店舗ビジネスにはInstagram+(HP)+Googleビジネスプロフィール?

移住して2年住んだ古民家を、小さな図書館としてオープン準備中です。 これまでの仕事では、特段オフィスを必要とすることはありませんでした。 コワーキングやシェアオフィス、自宅で事足りていたこともあり、いわゆる店舗(建物)を持ってのビジネススタイルは初めてです。 地方都市で、小さな店舗ビジネスを始める時の情報発信をお調べの方のご参考になれば幸いです。 店舗+ローカルビジネスにはInstagram「地域の幅広い年齢層に情報を伝えたいならInstagram」 幅広い年齢層が

インスタだけだと分かりにくい?古民家図書館TSUDURI(つづり)のホームページを自作しました。

移住して2年住んだ古民家を、小さな図書館としてオープン準備中です。 4/21にご近所さん向けのオープニングイベントを開催した後の運営どうしよう…とオペレーション面で色々悩んでいましたが、決めないと「行きたい」と思ってくれている方が困るのではんと一気に決めることにしました。 まず大きく変えたのは「予約制」ではなく毎週水曜日オープンに変更、コワーキングでよく取り入れられている会費無料の会員制(どこのどなたかだけでも把握させていただく)にすること。 決めたことをどう発信するか

古民家図書館オープンイベント確定

築年数不明の古民家をDIY無し・リノベ無しで小さな図書館に(準備作業まとめ)

豊前市に移住してから、ほぼ丸っと3年経ちました。 移住して2年ちょっと住んだ古民家が忘れられず、でも暮らしの全てをそこで過ごすのが難しかったので、小さな私設図書館として再活用しようとしています。 「やっぱり古民家で何かしよう!」と決めたのが昨年12月で、最初はクラウドファンディングにも挑戦しようかという意気込みでしたが… イレギュラーな仕事が思った以上に入ってきたため、細々と準備していくのが精一杯でした。 このエリアのローカルビジネスの認知に強いinstagramは開設し

地方で個人のPRには、名刺が最強?

2021年に移住してから約2年住んだ古民家を、2024年の春からオフィスと小さな図書館スペースにしようと計画している。 移住してから、ローカルメディアのライターとして活動したり、市役所や観光協会と一緒にお仕事するようになり、ジワジワと知る人も増えたとは思う。 まずは知っている人にはSNSで「こんなこと始めようとしています」とは伝えているが、初めましての人に伝えるのは中々ハードルが高い…気がする。 「そもそもあなた誰?」から始まるのだし。 そこでふと、昨年から市役所の方

気力体力よくて「人並」な40代フォトライターが、この先10年働くために考えたオフィス×図書館

子育てと仕事の両立を模索して、はや13年ほど個人事業主として働いています。 本当はどこかに所属して、正社員になって保障と教育を組織にいただきながら、自分の職務を全うしたいとずっと思っていたんですよね。 いつか子育てが落ち着いた時、何か分かりやすいスキルや経験があれば正社員の道はつながるかもしれない、その時のためにもと。 Webやデザイン界隈て働き続けました。 しかし働ける時間と場所の問題はなかなか思うように解決できず、最近は「このまま個人事業主としてやっていくか」と思う