古民家図書館で実践。店舗ビジネスにはInstagram+(HP)+Googleビジネスプロフィール?
移住して2年住んだ古民家を、小さな図書館としてオープン準備中です。
これまでの仕事では、特段オフィスを必要とすることはありませんでした。
コワーキングやシェアオフィス、自宅で事足りていたこともあり、いわゆる店舗(建物)を持ってのビジネススタイルは初めてです。
地方都市で、小さな店舗ビジネスを始める時の情報発信をお調べの方のご参考になれば幸いです。
店舗+ローカルビジネスにはInstagram
「地域の幅広い年齢層に情報を伝えたいならInstagram」
幅広い年齢層が使用しているオープン型のSNSはInstagramです。
かつ情報検索方法も変化して(タグる→おすすめ)ユーザーが地域の情報を獲得しやすくなっています。
また、情報発信者側にもメリットがあり、Instagramが強く推しているリール動画(TikTokのようなショート動画)を投稿したら、フォローされている方以外にも情報が届きやすい仕組みがあります。
フォロワー数がたとえ少なくても、リール動画の発信を増やせば、まだ関わりのないユーザーにも伝わりやすくなるということです。
インスタで伝えにくい、ボリュームある情報はホームページ
Instagramで自分のプロフィールの下に、ハイライトを並べてホームページのように見せることはできます。
しかしハイライトは表示される時間にも制限があり、制限時間を超えたら次の内容に自動で遷移してしまいます。
表示時間を自分でコントロールできませんし、拡大もできない。
駐車場やサービス・料金など、ある程度ボリュームがある情報をじっくり見やすくしたいのであれば、ホームページのほうが適しているでしょう。
Googleビジネスプロフィールは扱いが難しい
Googleビジネスプロフィールについては、以前から難しさを感じていました。
店舗側は無料で使えますし、お客様側も地図アプリを使う時にとても便利です。
土地勘のないお客様にとっては、地図アプリでの検索で表示されるお店が選択肢になります。
店舗側も、お客様も、双方メリットはあります。
しかし店舗側のデメリットについて考えると、手放しで「率先して登録しましょう!」とは言えないサービスです。
Googleビジネスプロフィールの情報は、店舗のオーナーだけでなく、全く関係がない第三者も登録(正しくは情報の登録の提案)ができます。
例えばGoogleのマップ上に自分の店舗を載せたくないと思っていても、第三者に登録されているというケースも多々あります。
そして登録されたら、第三者が自由にレビューが投稿できて、店舗側はレビューを削除することができません。
店舗側にとっては理不尽なシステムではありますよね。
不本意であっても、既に店舗の情報がGoogleMap上に表示されてしまっている状態なら、自衛の意味も兼ねて自分たちでコントロールできるように、所有者としてビジネスプロフィールに登録して情報を載せたほうがよいと思います。
今の自分はまだオープンしていないので、オープン直前かオープン後に登録がベターとして、それまではそっとしておくつもりです。
まとめ
店舗ビジネスのようなローカルビジネスには、instagram+(HP)+Googleビジネスプロフィールと、仕事でもお伝えしてきました。
実際に自分が店舗を持ってみて感じたことは、どのメディアもですが、発信したい内容によって使い分け、連携させることがラクの秘訣であったということでした。
「どうしうたらもっと効果的な発信になりますか?」と問われたら、ついあれもこれもと伝えたくはなります。
しかし、店舗ビジネスをしながら情報発信もというと、大事なことと分かっていても本当に時間が足りない。
いかに使い分けて、効率よく発信するか。省エネ大事。
なんたってリアルで店舗の営業を続けなければいけないのですから。