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読書を感動だけで終わらせないためにすること
先日、「失敗の科学」というすごく良い本を読みました。
本当にとっても良かったんです。自己肯定感が高まって、感動して、わたしに必要な本でした。
あれ。
本当はもっと伝えたいことがあったはずなのに、こんな簡単な言葉では表せない、学びもあったのに。
上手く伝えられない。
ということは結局、わたしは本から何も学んでいないんじゃないか。
すごく良い本だよ、背中を押されたよ、考えさせられたよ、自己肯定感が高まったよ。
そんなありきたりな言葉を並べて、彼に一生懸命
本をすすめている自分がいました。
わたしにあるのはたったひとつ、感動だけ。
内容が空っぽなおすすめをしている中で、わたしは今まで読んできた本が、ほとんど同じように感動で終わらせてしまっていたことに気が付いたのです。
わたしは読書が好きだけれど、これは本当に好きっていえるのだろうか。
もう一歩、本好きの先へいきたい。
そうしてわたしの本棚を眺め、いくつか本を手に取りました。今まで読んだ中で印象深くて感動した本。
もう感動だけでは終わらせたくない。
この6冊でわたしの読書の方法を変えてみよう。
そう思ったのです。
その6冊がこちら。
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学び続ける力/池上彰
百冊で耕す/近藤康太郎
インプット大全/樺沢紫苑
失敗の科学/マシュー•サイド
「静かな人」の戦略書/ジル•チャン
栗山ノート/栗山英樹
本当に全部素晴らしい本でしたね。汗
こうやって書いていても、どうよかったの?どんな影響を受けたの?本を読んでどんなことをしたの?と聞かれてしまったら、もう全く答えられません。
とっても恥ずかしい。
そこで、これらの一度読んだことのある本を再度読み直し、下記⑥ステップを行ことに決定いたしました。
①本をもう一度読む
②心に残った3つのキーワードを書き出す
③どうして心に残ったのか理由を書き出す
④心に残った3つを踏まえ、自分の生活の中に取り入れられることを書き出す
⑤④を実践する
⑥この書き出した①~⑤を1冊ずつnoteに投稿する
ではでは、どうしてこのようなことをするのか。詳しく書き加えてみます。
①本をもう一度読む
わたしの今までの経験から、同じ本でも2度、3度繰り返し読むたびに、新しい発見ができるということが分かっています。(分かっているはずなのにできていない…)1度読むだけでは落とし込めない部分や、より良いなと思った部分が2度目、3度目で浮き上がってくるんですね。
そしてここで大切なのが、本を汚していく作業だと思っています。マーカーを片手にここだと思ったところには線を引き、特に良いと思ったところには付箋や折り目を付ける。そうすることで感動した本が、自分のためのより価値のある輝いた本になるはずです。
②心に残った3つのキーワードを書き出す
きっと、わたしのことなのでここでは制限をつけないと、どんどん書き出してしまいます。まずは3つ。本当に心に残った事や感動したこと、興味のあることを一度書き出して整理をします。
また制限をつけることで、切り落とす作業がでてきます。
それは大変だけれど、その分、自分が今本当に必要としている情報が手元に残されると思うのです。
今の自分を知る大切な作業として行っていきます。
③どうして心に残ったのか理由を書き出す
いいなと思ったこと、感動したこと、勉強になったことの“どうして”を知ることが、今一番必要なんだと言語化ができない自分のおかげで気が付きました。
旅行に行って、良かった思い出を上手く言葉にできなかったり、noteを書いていても結局自分は何を伝えたいのかよく分からなくなったり。
その原因はこのどうしての深掘りができていないからなんだと思っています。読書を通してどうしてを深掘り、言語化へとつなげていきます。
④心に残った3つを踏まえ、自分の生活の中に取り入れられることを書き出す
ここでは“欲張らない”をテーマにしていきます。
わたしのことなのであれもこれもやりたいと思ってしまいそうですが、あれもこれも手に取った結果、何もできなかったという未来がかなり鮮明に見えています。本当にしたいと思うこと、なりたいと思うこと、現実的にできることを書き出します。
⑤④を実践する
正直、本を読んでここまでの領域に達したことが無いため、自分でも実践が上手くいくかわかりません。本当に実践できることなのか、すぐに実践できることなのか…。一体わたしはどんなことを実践するのか…。
でも実践をしないと、今までと変わらない「読書を感動で終わらせる」ことになってしまいます。今まで読書を感動で終わらせてしまっていたから、このままではいけないと気が付いた。これと同じように、読書で学んだことを実践した、でも上手くいかず失敗した、だったとしても立派な実践した結果だと思います。どんな実践内容だったとしても、そこには必ず気付きがあるはず。まずは動いてみて小さなことでも気付きを見つけたい。
⑥この書き出した①~⑤を1冊ずつnote上に投稿する
noteに投稿することで投稿頻度を上げる、という単純な一石二鳥を狙っています。それにnoteでこの企画を行うと言ったからには、noteで進捗報告というかたちで、今の自分をお伝えできればいいなと思いました。
以上、このようなステップで6冊の本を読んでいきます。
実際に取り組む中で、もっとこうしたらいいかもな…という発見もでてくるはずなので…その際は随時更新していきます。
最後にここからは自分宛なのですが…
日々の仕事やおうちの事、パートナーを支える!といった今の生活の基盤を崩してでも取り組むことではない、ことは忘れないようにします。
それに、嫌々やって読書が苦手になってしまったら本末転倒。
わたしは本が好きで読書が好きだから、その好きを活かしてこの取り組みを行っていくこと。
どうなるかわからないけれど、今はわくわくでいっぱいです。
細々と頑張りますので、どうぞ温かい目で応援していただけるとうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。