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2020年8月の記事一覧
物書庵初心週記帖(28号)「突然の辞任劇と椅子取りゲームの開幕」
安倍首相の辞任が突然発表され、政権与党の自民党の後継者選びが急ピッチで進んでいる。前回、安倍首相が約1年で突然の辞任をして以降、短期間で目まぐるしく総理大臣が変わり続けた中、良くも悪くも総理大臣の椅子に7年8ヶ月腰を据えて、国内外の難曲に立ち向かい、経済を回復基調に乗せてきたのは一つの功績だろう。持病の悪化に伴う辞任劇という事もあって、これまでの労をねぎらう風潮にもなっている。
体調の悪化によっ
物書庵初心週記帖(27号)「ローカル化を楽しんではみませんか?」
4月〜6月のGDPが年率換算で戦後最大のマイナス27.8%と報じられたが、緊急事態宣言下においては覚悟すべき結果であり、むしろ今後いかにして回復していくかが肝となるだろう。
9月末に相当数の派遣労働者の契約満了が発生するという見立てもある。足元の雇用が弱まれば経済の立て直しも遅れる。日々の感染者数は引き続き注視しつつ、それだけに一喜一憂せずに経済を立て直していく事が急務なのは周知の通りである。が
物書庵初心週記帖(26号)「特別な夏よりも普通の夏を迎えたい」
暦の上では秋の始まりとされる『立秋』を過ぎたが、夏真っ盛りどころか暑さが猛威をふるっている。8月に梅雨明けした途端に手のひらを返したような猛暑。日頃、定期的に運動をしている愚庵であっても日中の外歩きは身の危険を感じるレベル。都内でマスクをしながら走っているランナーを見かけると、熱中症にならないか心配でならない。涼しい時間に人の少ない場所をいつでも水分補給が出来る準備をして走るに限る。マイコースの小
もっとみる物書庵初心週記帖(25号)「ポジションを取る事の大切さ」
新型コロナの感染者が予想通り右肩上がりで増えていく中、小池都知事は飲食店に一律での休業要請を出した。各所で既に意見が飛び交っているが、無策ならまだしも、あまりにも愚策。特に個人経営の飲食店からすれば廃業宣告に等しい。4年で任期を終えて卒業出来る都知事と、生活がかかっている飲食店オーナーとの温度差があまりにも違い過ぎる。東京アラートがただのパフォーマンスであった事を自身で証明しているのだから言葉も出
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