「数学する身体」再読
数学とは
数学とは身体的か、それとも身体的でないか。
久しぶりに、読んでみました。
いつぶりかは、思い出せません。
著者の森田氏は独立研究者という肩書きです。
私はおそらく社会的には独立教育者と呼ばれる立場であろうと思います。
独立教育者が独立研究者から学ばせてもらっています。
私は数学というものをこう定義して活動をしています。
そういう意味で、私は数学というものは極めて身体的なものだと思っています。他でもない私自身、これまでの人生もこれからの人生も、間違いなく数学を使って動作をするし、数学を使って動作をすることを(主にビジネスパーソン)に指導していくからです。私の細胞や血液のほとんどは、数学でできています。
岡潔(数学者)は数学研究を契機に、心の究明へと向かいました。もしかしたら私は数学の学習を契機に、ビジネススキルの究明へと向かった人間なのかもしれない。人それぞれ。だから面白い。
数学とは多面体です。
数学とは、言語である。
数学とは、アートである。
数学とは、風景である。
数学とは、世界(観)である。
数学とは、学問である。
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どれもが数学の一面を表現しており、間違いはひとつもありません。三角関数が必要だと主張する人がいてもいいし、ある前提においては不要だと主張する人がいてもいいのです。ただし双方が衝突することは好ましくありませんが。
名著。興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。読むにあたってはある程度の数学的素養は求められると思います。いくつか言葉をピックアップしておきます。若干、私の感性による表現に変えているものもありますが、ほとんどが著者の表現そのままです。
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私のことについて
「ビジネス数学教育」を提唱する教育者です。もっと世の中にいい授業、いい研修、いい教育コンテンツが増えるといいですね。教育に関して似た価値観のある方、あるいは既に教育者である方、気軽にフォローや「♡」をいただければ嬉しいです。お互い頑張りましょう!