今日は、私だけが知る、かなりエモい思い出話を記録する。
あれは高校生のまだ始まりの頃だったと思う。
仲良くなりたい女の子がいた。
私がこんなことを思うのは珍しい。すごく珍しい。
何かがピンと来たんだとは思う。
その子とは、1年生の頃に同じクラスだったけど、そんなにすごく仲が良いってわけではなかった。
仲良くなりたいって思ったのは、とっても些細なきっかけだった。
🌱
その時、私が1番仲良くしていた友だちサト(今はもう連絡もとっていない)がいつもその女の子をみて言っていた。
「あの子めっちゃ髪きれい。いいなぁ。」
確かにツルンツルンで綺麗だった。
ただそれだけの理由。私はその子に何故かそれを伝えたくて、気になっていた。
仲良くもないクラスメイトに、「髪が綺麗だね」とか言われたら嘘みたいになっちゃう。だから仲良くならないと言えない。
そう思ったは良いけど、私は極度の人見知り。
話しかけるコミュ力なんて微塵もない。
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その子は、字も綺麗だった。
多分習字か何かを習っていたんだと思う。
片思いみたいに、ただその女の子の情報が、時を経て、少しずつ増えていく。
2年生になるとクラスが別れた。
ほぼ話すことは無くなった。
私ももう仲良くなりたかった気持ちを忘れかけていて、部活にも入り、別の仲良しグループができた。
たまにサトとは遊んだけど、その女の子と話すことはなかった。
その頃、私はぷちモテ期だった。
同級生のクブも私の事が好きだったし、食堂でご飯を食べていると先生が目の前に座って、「同い年に生まれてたら結婚したのになんでこんなに歳下なんだよ。」ってガチトーンで言われた。(先生には悪いけど多分ロリコン)
その先生は私じゃなくて、クブが選考する科目の担当教師だったっていうのも、今思えばちょっとエモい。
🪑
しかも、その授業に、その女の子もいた。
クブが恐ろしいコミュ力を発揮して色んな人に話しにいくので、そのおかげで女の子とも結構話せた。
クブと先生とその子と私で話すシチュエーションも何度かあった。
何を話したのかは全く記憶にないけど、その時見ていた光景が、頭の中にまだ残っている。
3年生になると、またその子と同じクラスになった。
私は始業式の日に話しかけた。
「また同じクラスになったね。よろしくね。」
何が1番エモいって、その子がこれまで何度も日記に書いた同居人のアオだってこと。
今日はここまで。
サト・・・高校で1番最初に仲良くなった女友だち
クブ・・・私のことが好きだった同級生
先生・・・クブとその女の子が選考する教科の担当教師
その女の子(その子)・・・同居人のアオ
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