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諏訪信仰の寺 ぶっぽうじ(仏法紹隆寺)
2021年2月13日 14:22
前回は仏教の諏訪信仰について書きました。今回は、諏訪大明神本地普賢菩薩について書いていきます!本地垂迹(ほんぢすいじゃく)とは平安時代頃~明治初年まで、日本は神さまと仏さまが一体となる神仏習合という宗教観を持っていました。その神仏習合の中で、本地垂迹思想というものが生まれます。神さまは仏さまが姿を変えて日本に降臨したもので、神さまの本の姿(本地)は仏菩薩という考え方。そして、日本の
2020年12月13日 12:01
神仏習合とは諏訪大明神と聞くと何を思いますか?「神様」や「諏訪大社」を思い浮かべる方が多数だと思います。しかし、諏訪大明神は仏様でもありました。平安時代に中国より新たな仏教が日本に伝来しました。伝教大師最澄の天台宗弘法大師空海の真言宗どちらの平安仏教も神さまと融合する「神仏習合」の形となりました。天台宗は「山王神道」真言宗は「両部神道」という信仰を礎に神と仏が融合する教え
2020年7月1日 10:05
前回までの投稿で、諏訪大社の別当社務とお坊さんの学校「常法談林所」について投稿しました。 今回は諏訪のお殿様の祈願寺について書いていきたいと思います。諏訪のお殿様は神さまの末裔諏訪の地はタケミナカタという神さまの神話の地でもあります。そのタケミナカタという神さまの血筋を引くのが諏訪氏(諏方氏、神氏)なのです。天皇家も神さまの血を引く氏族ですが、諏訪家も天皇家に次ぐ神さまの血を引く氏族な
2020年6月23日 16:30
前回の投稿では、主に諏訪神社(諏訪大社)の別当社務職という事について書きました。 今回はお坊さんの学校 「常法談林所」(しょうほうだんりんしょ)について解説していきたいと思います。当山には「由緒書」が残されていて、当山の開山の伝承として「弘法大師により学問の道場とされた」といわれています。そして、「信州教相談林の最初、松橋事相伝授の権與」と書かれ、信州の学問所の最初であり、松橋流という流派
2020年6月16日 10:13
この投稿では、長野県諏訪市にある「仏法紹隆寺」(ぶっぽうしょうりゅうじ)略して「ぶっぽうじ」というお寺が、お寺の歴史を中心に諏訪地域の歴史を紹介していきたいと思います。多くの皆様に諏訪を知ってもらいたいと思い、記事を書くことにしました。よろしくお願いいたします。仏法紹隆寺とは正式名称は「鼈澤荘厳山 大虚空蔵院 仏法紹隆寺」(べったくしょうごんざん だいこくうぞういん ぶっぽうしょうりゅうじ