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月刊文芸誌『文活』 | 生活には物語がみちている。

noteの小説家たちで、毎月小説を持ち寄ってつくる文芸誌です。生活のなかの一幕を小説にして、おとどけします。▼価格は390円。コーヒー1杯ぶんの値段でおたのしみいただけます。▼詳…
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2021年2月の記事一覧

【2021.02】今月の #文活 をふりかえります

みなさん、こんにちは!ノベルメディア『文活』です。 こちらの記事は、毎月末、ノベルメディア『文活』がその月にどんな活動をしたのか、読者のみなさんが #文活 をつけてなにを投稿してくださったのか、などをふりかえっていきます。 文活は今月、なにをしたの?〈02.10〉2月号「すてる」を刊行 「すてる」をテーマとして、文活2月号を発刊しました。 今までのテーマ設定とはすこし変わって、つめたく、するどい印象がします。今回はそんな「すてる」にちなんで、人が目を向けなくなったものや

このよでいちばんはやく、かんたんに、おおきな世界をつくれるちからは、「想像力」。

こんにちは!ノベルメディア文活運営のなみきです。「文活」は月間文芸誌の発行で、みなさんの生活に毎月小説をとどける活動をしています。 月に1回書いているこの文活コラム。今日は「想像力」をテーマに書いてみようと思います。 「小説」という一種のメディアは、書き手も読み手も想像力をはたらかせて情報をやりとりします。作り手だけでなく受け手までも想像力が必要なのは、映画やアニメなど、ほかのメディアにない特徴です。 言い換えると、小説の文化とは「想像力で世界を圧縮し、物語を媒介として

【文活2月号ライナーノーツ】雪柳あうこ「すててしまおう」

こんにちは、あるいは初めまして。雪柳あうこです。 「文活」のご愛読ありがとうございます。1号、2号、3号、それぞれ多彩なマガジンとなりましたが、あなたのお気に入りは見つかりましたか? 今回は、読んで下さるあなたへ、わたしからのお手紙のつもりで。 普段あまり語ることのない作品のこと、雪柳あうこの創作回路の一部を、少しだけ。 よろしければどうぞ一時、お付き合い下さいませ。 お品書き ・ことばの「やりとり」が好きすぎて ・「縛られたい」タイプです ・「すててしまおう」の作り方

【文活2月号ライナーノーツ】左頬にほくろ「世界のすべては3.24㎡」

初めましての方も、知ってくださっている方も、 こんにちは。左頬にほくろです。 普段noteでは、愛するテレビドラマの話や家族のこと、ときどき掌編小説など、基本的に何でもない話を書いています。わたしの心からぽろっとこぼれた言葉が周り回っていつか誰かに届くことがあれば幸せだな、と願いながら「こぼれたようなもの」を綴ることがささやかなモットーです。 ちなみにですが、左頬にほくろがあります。 さて今回は、今月号の文活に寄稿させていただいた「世界のすべては3.24㎡」のライナーノー

【文芸誌・文活2月号】「すてる」をテーマに6編の小説をおとどけします。

今月のテーマ : 「すてる」今月の小説のテーマは「すてる」です。今までのテーマ設定とはすこし変わって、つめたく、するどい印象がする言葉ですね。 今回はそんな「すてる」にちなんで、人が目を向けなくなったものや、誰かが手放したものに光を当てた小説を6編ご用意しました。 すこし切ないテーマの作品も多い今回の「文活」。ぜひお楽しみいただけるとうれしいです! 【お知らせ】ライナーノーツ(作品解説)を文活マガジン内で公開します! 今月号の文活より、毎月2作品のライナーノーツ(作品解