お寺で新たな防災を 大阪大がワークショップ
※文化時報2023年9月26日号の掲載記事です。
防災月間の9月に合わせ、曹洞宗東光院萩の寺(村山廣甫住職、大阪府豊中市)で7日、「お寺で考える『新たな防災』ワークショップ」が開かれた。大阪大学大学院の稲場圭信教授(共生学)や堂目卓生教授(経済学)、同寺の村山博雅副住職が中心となり、近隣自治体の社会福祉協議会関係者ら約20人と共に、防災について意見を交換した。(松井里歩)
ワークショップは、大阪大学で2022年に発足した「先導的学際研究機構『新たな防災』を軸とした命を大切にする未来社会研究部門」(部門長・堂目教授、通称New-POD)」が主催。防災そのものではなく、防災活動を通して社会課題の解決などにつなげることを目指しており、地域社会の核を担うお寺で未来社会を考えようと企画した。
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