見出し画像

1歳9か月後半の記録

胃腸炎

ようやく寝苦しさが和らいできた9月最終週、夜中、寝返りを打って私のすねを枕にして寝る息子を抱えて、所定の位置に戻した時、普段より体温が高い気がした。

朝、比較的寝起きが良く機嫌も良さそうだったが、やはり平熱よりも高い。それでも、朝食はいつも通りに食べて牛乳も飲んで、朝のお通じもやや緩めだけど出て、保育園に登園した。

9時過ぎ、お電話がかかってきた。嘔吐してます、と。久々のお迎えコールだった。
すぐには行けなかったが、諸々慌ただしく仕事の引継ぎをして10時過ぎに迎えに行くと、一人で寝ていた。みんな元気に遊んでいる教室の隅で、かわいそうに寝かされていた。
聞くところによると、昨夜デザートに食べたフルーツなどが未消化の様子だったとか。クラスにはお腹の風邪の子が数人いるようだ。

かかりつけの小児科を受診して、胃腸炎でしょう、と薬をもらった。冷たいものはしばらく厳禁。牛乳も少しあたためてから飲ませるように。

帰ったら、それなりに元気ではある。
翌日1日、有給で保育園も休みにして、症状は治まった。

給食の動画

保育園からのお便りで、時々動画が送られてくる。
9月末に、給食の様子が送られてきた。
みんなおりこうに席について、上手に、スプーンで食べていた。
上手に食べている場面だけ編集されたのかも知れないけど、まあ上手に食べている。
息子くんは、胃腸炎で欠席した日だったので映っていない。・・見たかったな、給食食べているところ。

息子はたまに家庭での食事中に集中力をなくす。機嫌が良い日は上手(※)だが、だいたいは途中で椅子から足を投げ出したり、テーブルの上を伝ってお母さんの膝へ移動したりするし、甘えたい日はちっとも自分で食べようとしない。スプーンですくって、それを持ち上げて渡してくる。食べさせろ、と言うのである。
(※)上手と言っても一歳児。こぼすのは当たり前、味噌汁の中にご飯を入れたり、トマトを入れたり、食べ物を手掴みしてはその手を振るから毎回周囲は大変なことになる。

そんな感じだけど、ここで給食の動画が効いた。
動画では日頃一緒に過ごしているお友達が映っている。はるくん(仮名)やりょうくん(仮名)が上手に給食を食べている。これを見せると、なぜか姿勢を正し、自分でスプーンを持って上手に食べようとする。お友達、上手に自分で食べてるよ、と言うと効果は抜群だった。

それにしても・・・左利きが多いクラスだ。

保育園で倣ってきていると思われること

嬉しい事があると、例えば夕食後に「デザート食べる?」と聞くと、「(や)ったー、イエーイ」と言う。イエーイなんて言う人、我が家にはいない。どう考えても保育園で見て聞いて覚えてきている。

じゃんけんも覚えてきた。まだ勝ち負けは分からない。だけど、「パー」と「グー」は上手に言いながら出せる。残念ながらチョキは出来ないし、言えない。

お友達だけでなく、もちろん先生からも聞いて見て真似をする。
土曜日で園児が少ない日にお迎えに行くとクレヨンを使ってお絵描きをしていた。そして、「かんせーい」と言う。先生によると、先生の真似をしているそうだ。

引っ越し準備

青天の霹靂であるが、今住んでいるアパートを離れる事になった。
なんと、アパートのオーナー様がアパート経営を辞めると仰る。貸主側の事由なので、引っ越し料金くらい軽くペイできる退去料(迷惑料)を頂ける事となった。アパートは取り壊し、更地にして土地は売るのだそうだ。こんな駅近の土地、すぐ売れて新しいマンションが建つのではなかろうか。と言うか買い手が付いたから住人に退去を求めに出たのであろう。

なので敷金も全額返してもらえる。妻はこの機会にと、新しい冷蔵庫と洗濯機を手配した。仕事が早い。早くしないといい物件は取られると言って、退去が決まった翌週には物件を5件も下見した。退去期限はできれば来春3月までに、と言われていたのに早い早い。ただし、私の意見など何一つ聞いてもらえず、転居先はあっさり決まった。

今のアパートから、大人の足で徒歩5分ほど。1歳児だと10分程度か。子供乗せの電動自転車も買う事になり、送り迎えは自転車も、自動車、徒歩とフレキシブルでやる事に。

今のアパートは、窓やベランダから息子が好きな電車が見えるし、構造上隣の部屋に騒音などの迷惑が掛かりにくいし、風通しも日当たりも良く、”G”は出ないし、何より保育園の隣と言う立地でとても気に入っていたのに。3月まで居れるのにそんなにさっさと出て行かなくてもいいのにと思ったのだけど、何もかも全てさっさと決めてしまった。逆に言えば、何でもさっさと決めて済ませてくれている。

10月中旬から次の部屋を契約しており、10月末までで今の部屋を退去する。
さて、息子くん。引っ越しするとは夢にも思っていまい。今まで過ごしたこことは違う部屋に順応してくれるだろうか。少し心配ではあるけど、決まった事だ、やるしかない。


いいなと思ったら応援しよう!