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1歳8か月後半の記録
9月になっても35度に迫る残暑、それでも外で遊びたい息子に手を焼く日々。保育園の8月の身体測定で、身長85センチ、体重12.8キロ。同月齢の平均値よりやや大きめ。
テレビに反応する
『おかあさんといっしょ』を見ながら一緒に踊ったりするのはだいぶ前からあったけど、最近はいろんなテレビ番組を見て反応するようになった。
例えばスポーツ番組。オリンピックのスケートボードを見て、会場の盛り上がりに合わせて一緒に「おお~」と言って拍手をする。高校野球の中継を見て、甲子園のサイレンの真似をして「あーーー」と言う。楽しそう。また歌番組を見て、手拍子をする出演者の真似をして拍手をする。楽しそうな事には興味をひかれているようだ。
数字を読む
数字を読むようになった。数字と言う概念の理解はまだだけど、「7」という記号は「なな」と読むという事を覚えていて、『ニュース7』の画面に出てくる大きな「7」を指差して「なな」と、毎晩言う。
間違える事もあるけど、数字を見つけると、「ご」とか「に」とか教えてくれる。「3」は相変わらず「たん」と言っているようだ。部屋で抱っこしていると、カレンダーの方に向かって「あっちーく」と言って赴かせ、数字を指差して「たん」とか「よん」とか言って遊ぶ。
たまに違う記号を数字と間違って認識する事がある。
「Z」を下の横棒を無視すると「7」に見えるせいか「なな」と言うし、
「S」のフォントによっては「5」にも見えるので「ご?」と言う。ただし、これには違和感もあるようで、?が伴う「(これは)ご(かな)?」という疑問を含んだ言い方をしている。
イヤイヤ期とは
イヤイヤ期とは、自分の意思を表現、伝達する能力の発達過程の第一段階なのだろう。
保育や育児の専門家だとか、子ども学、発達科学などに置いては、もしかしたら子育てを経験した親の中では常識なのかもしれないけど、実際に育児を経験してみて分かる、いわゆる「イヤイヤ期」と言うの成長の一過程。
「イヤ」と言う言葉は覚えやすいし、言いやすい。
「イヤ」と言えば親や周囲の大人は、拒否を示しているという事を理解してくれる。拒否の意思が伝わる。なので、「イヤ、イヤ」と多用する。
翻って、「○○が良い」「○○したい」という要望を親に伝えるのは容易ではない。「じゃあ何が良いの?」と聞かれても1歳児は答えられない。「これが嫌ならこっちにする?」と言われても理想の選択肢ではなかったら「イヤ」と言うと次の候補が上がってくる。親側としたら「イヤ、イヤ」となんでも拒否されているように感じる。
食事中にイヤイヤを発動して、ご飯はイヤ、野菜もイヤ、ハンバーグもイヤ、イヤイヤイヤ・・・お茶を出してあげると正解だった、という事はよくある。本人が冷静な間はよく観察して選択肢をたくさん出してあげるとそのうち正解がわかる事もあった。
ギャン泣きで機嫌を大きく損なっている時はそうはいかない。その時は全拒否でイヤイヤになってしまう。
youtubeで動画を見ていた→ご飯の時間だから終りにしよう→イヤ、イヤ→食卓に着かせるけど機嫌を損なっている。食事はイヤ→床にへたり込んで泣く→イヤ、ご飯にしよう?イヤ、牛乳は?イヤ、抱っこしようか?イヤー!・・・
スマホばかり見るのは良くない、いつでも要望が通るとは限らない。
怖いと言う
「こわい」と言うようになった。
怖がるのは、夜の窓の外とおばけ。要するにおばけ。
絵本では親しんでいたおばけ。『きれいなはこ』や『ねないこだれだ』ではおばけに連れ去られてしまうシーンがあり、おばけを怖がるようになった。絵本を読んでいて出てくると、「こわい」と言って少し元気がなくなる。
夜、外から風が吹いてカーテンが揺れると、何かを感じて怖がる。
しかし『きれいなはこ』はなかなか教育に良くて、叩いたりしてきたときに、「お友達を叩いていいの?ねこちゃん、わんちゃんみたいに、おばけに連れていかれるよ?」と言うと、おばけは怖いので、やってはいけないという事が少しは伝わるようだ。
図鑑遊び
絵本を読んでもらうのも好きだけど、図鑑で勉強するのも好きで、いろんなものの名前をたくさん覚えるようになってきた。発音はまだ下手で明確には言えていないものも多いけど、毎日一緒に見ていたら、息子くんが何を言おうとしているのかわかる。
だいだい言葉の末尾や後ろの方は言えている。最初の方が難しいようだ。「りんご」を「んーご」と言う様に。
それにしてもよく覚えるので、なんでも吸収する今のうちに興味や知識の幅を広げるのが良いのではと思い、食べ物図鑑、生き物図鑑、比べる図鑑を購入した。比べる図鑑はまだ早いので、食べ物と生き物から。今の図鑑は良くできていて、親も勉強になる。
外遊び
16時過ぎくらいからだったらようやく陽が傾いて外でも遊べるようになってきた。ある休みの日、妻に夕食の支度を任せてちょっと散歩のつもりが1時間遊びまわった。
公園で遊ばせるつもりが、徒歩5分の駅まで歩いていき、駅への登り階段を登って、線路の向こう側出口の階段を下りる。また階段を登って今度はこちら側の階段を下りる。また昇って、水分補給と休憩。疲れただろうと思って帰ろうとすると「イヤ!」
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公園までなんとか引き返すと、すべり台で遊ぶ。さすがに駅の階段で遊び過ぎて、少し足がふらついてきているが、帰ろうとしない。
盛夏は過ぎた公園の雑草はだいぶ伸びていた。以前と比べてだいぶ草の背丈が伸びて息子くんにとっては嫌だったようで、草むらの方には近寄らなかった。エノコログサ(いわゆる「ねこじゃらし」)がたくさん茂っていて、感触が特徴的だから触らせてみたけどこれも嫌がった。感触の前にどうやら見た目から嫌だったようで、この様子だと毛虫のような昆虫も嫌がりそう。
アリやダンゴムシを見つけると、これは嫌がりはせず、指をさして教えてくれた。トンボが飛んでいるのも見つけて、指をさして追っていた。
セミの抜け殻があったので、教えてあげたが、これは嫌がった。
外出して1時間が経とうとするので、強制的に抱っこして連れて帰った。もっと遊びたいと大泣き、海老ぞりで嫌がった。
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