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月9は安心して視聴中/ドラマ『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』

朝ドラ『エール』以来、久しぶりにテレビで見る窪田くんだ。

シリーズⅠを視聴していたので、その流れで観ているドラマ『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』。ドラマの脇を固める役者さんたちも好きな人ばかりなので、観続けている。

(以下、ドラマの内容を若干含みます)


小さい。相変わらず顔が小さい。そして細いよ、窪田くん!

窪田正孝さんが演じているのは、放射線科医として医師免許を持ちながらも、幼い頃から恋焦がれている甘春杏(本田翼さん)との約束のために、放射線技師として働く主人公・五十嵐唯織。仕事はバリバリできるのに、杏の前に出ると小動物のように落ち着かずバタバタ。シリーズⅠとまったく変わっていない、安定のダメダメ唯織だ。

このシリーズから、以前特別編に登場した新人技師・田中が加入。演じるのは八嶋智人さん。技師の軒下(ハマケンさん)とダブルメガネでデスクを取り合う、小心者の中年男という役柄だ。また前シリーズでは院長だった大森先生が、留学先から戻って循環器内科の医師として復帰。和久井映見さんがほっこりと演じているのだが、いつも怪しい健康茶やらを薦めつつみんなを見守るところは、朝ドラ『ひよっこ』の愛子さんを彷彿とさせる。このシリーズでは、何やら医師として復帰した理由がある様子。さらに、新院長・灰島(髙嶋政宏さん)のどうでも良さそうな秘密も知っている模様。これらは最終回あたりの伏線なのか。この大森先生見たさに視聴していると言ってもいいぐらい、大好きなキャラクターである。

月曜9時はフジで放射線技師長、木曜9時はテレ朝で総合外科部長・教授と、大忙しのエンケンさん。体にだけは十分気を付けてほしい(いや、本当に)。最近ますます水野美紀さんに似てきた広瀬アリスさんは、シリーズⅠの新人時代から成長した放射線技師・広瀬。少々ドジっ子(こんな言い方懐かしい)なのは変わっていなかったけど。そして、地位と名誉をこよなく愛する人なのに憎めない副院長・鏑木に浅野和之さん。他にも丸山智己さん、矢野聖人さん、山口紗弥加さん、鈴木伸之さんらが共演している。

このドラマ、ゲスト出演もなかなかの豪華キャスト。第1話では田中みな実さん、昨夜の第2話には眞島秀和さんときたろうさんが登場した。きたろうさんを久しぶりにテレビドラマで観ることができて、ちょっとうれしい。第2話ではさらに野間口徹さん、入山法子さん、白鳥玉季ちゃんが出てきて、「朝ドラ・エールつながり」を疑うキャスティング。と、そこへ次回予告に堀田真由さんが現われた!  堀田さんは『エール』で幼少期の主人公・裕一を逆恨みし続け、大人になって彼を騙すダンスホールの踊り子を演じており、その幼少期が白鳥玉季ちゃんだった。野間口さんは喫茶バンブーの店主から脳外科医へ、入山法子さんは鉄男の恋の相手から2人の子どものお母さんへ、それぞれ転生。ああ、また脳内俳優名鑑パラパラの悪いクセが……。いけない、いけない。

ストーリーはほぼ1話完結なので、月曜の夜に観ても安心(笑)。やっぱり週はじまりは1話完結ドラマがいいよ。

それぞれが得意なものを出し合って、絶妙なコンビネーションで視えない病を発見する。患者に寄り添いながら、最善の方法を探るチーム“ラジハ”。五十嵐のやり過ぎ、行き過ぎ行為にはヒヤヒヤするけれど、それをうまくカバーするチーム力はシリーズⅠから変わらずで、ホッとする。なにしろ、強面のエンケンさんにまで和まされているんだから。

ところで、主人公たちの勤務先は「甘春総合病院」。甘春と書いて“あまかす”と読むんだけど、誰かが“あまかす!”と杏を呼び止めるたびに、脳裏に気象予報士の天達(あまたつ)さんの顔が浮かぶの、いい加減どうかしたい……。

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ぶんぶんどー
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