ぶんぶんどー

趣味は人・猫・ドラマ観察です。気になるドラマや俳優さん、実家の猫話、日々のことなど、くだらないことを綴るクスクス笑いのnoteです。でも、ときどきマジメ。写真の無断転載はご遠慮願います。

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  • ぶんぶんどー説明note

    名刺代わりに、2019年より書いた約600記事の中からまとめました。「ああ、こんな人なのね」「ああ、こんなダメ人間なのね」と思っていただければ幸いです。

  • 不思議note

    ときどき自分に起こる、偶然が偶然を呼ぶような不思議なできごとを書いたnoteです。

  • わが家の猫生活

    伝説の猫・モモちゃんの話を中心に、わが実家の猫との暮らしを回想して書いています。

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尾崎豊を普及させたあの子のこと。

中学1年生の秋、当時私の通っていた田舎の学校に大阪から転校生がやって来た。その子はみっちゃん。 詳細は聞かなかったが、祖母の家でしばらく暮らすことになったのだと本人は話していた。初めての転校生。みっちゃんはチャキチャキとして明るかったけれど、誰とでも仲良くなれるタイプではなさそうだった。 最初は好奇な目で見ていた。だって、猪が出るようなところに大阪の街から転校生が来るなんて。しかも「こんな田舎なんか好かん」と、はっきり言う子だったし。嫌なものは嫌、好きなものは好き。だから

    • 久しぶりに泊まりがけの旅。

      少し前になるが、姉が「前から泊まりたかった宿があるんだけど、私お金出すからさあ、一緒に行こうよ」と言い出した。疫病流行以来、医療従事者の彼女はどこにも遊びに行けなかったので、どうやら仕事を辞めるのを機に気持ちが爆発したらしい。 「どこに泊まりたいの?」と尋ねると「界 別府」だという。ああ、星野リゾートね。私は旅が好きだが、どちらかといえば民宿にひとりで泊まったりビジネス系ホテルに泊まって夜はぶらぶらしたりすることが多い人間である。あまり高い宿だと気おくれしてしまうし、「こん

      • 母の愛に泣いた第5話。愛生が尾野真千子である意味を知る/ドラマ『ライオンの隠れ家』

        今期はヒューマンドラマを中心に楽しんでいる。 『宙わたる教室』 『海に眠るダイヤモンド』 『ライオンの隠れ家』 この3つ+『無能の鷹』は欠かさず視聴中。 「伊東蒼ちゃん……」「藤竹の謎」「科学部ついに本格始動」「天体観測!」(宙わたる教室)、「百合子が背負う戦争」「スクエアダンスに投影された恋模様」「斎藤工を雨に濡れさせたらダメ絶対」「朝子と鉄平、かわいらしか~」「いづみは百合子じゃなくて朝子なの?」(海に眠るダイヤモンド)、「社内運動会ゆるすぎる」「老害朱雀部長、奇跡の

        • 百舌彦のファインプレーに涙する/大河ドラマ『光る君へ』第40回~42回

          「不実の罪は、必ず己に返ってくるものでありますゆえ」(第40回での道長) その場にいた藤式部(まひろ)は、「それ、君が言うの……」と言いたげな顔をしていた。おそらく視聴者の多くが、おもに石山寺でのことなどを思い返して、まひろの表情に賛同したよね。 (以下、ドラマの内容を含みます) 惟規が亡くなって、まひろの家はどうなってしまうのか心配だったが、まひろと賢子の関係が穏やかになり、賢子に双寿丸という気になる相手ができたことで屋敷の雰囲気が一変。「怒るのは嫌い」と語る娘に、道

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          わだかまりを残し、すれ違う父娘/NHK朝ドラ『おむすび』

          前期の朝ドラが濃厚だったせいか、最初から「視聴しません」宣言をした人もいて、序盤から前途多難と言われ放題の後期朝ドラ『おむすび』。私はといえば、見逃した回が数話あるが、今も視聴を続けている。 (以下、ドラマの内容を一部含みます) 朝ドラ視聴が習慣になっていること、麻生久美子さんと北村有起哉さんが主人公・米田結(橋本環奈さん)の両親、愛子と聖人を演じていること、現在の舞台が福岡県の糸島であること。この3つが私の主な視聴理由だ。ドラマには俳優の須田邦裕さんをはじめ、福岡や九州

          わだかまりを残し、すれ違う父娘/NHK朝ドラ『おむすび』

          眼科の定期検査。

          以前患ったぶどう膜炎は、治ったり再発したりして2年が経過した。今も炎症が2ヵ所残っているらしく、1ヵ月~3ヵ月間隔で検査と診察を受けている。受付の際には「ぶんぶんどーさん、今日は検査ですかね?」と先に言われ、すっかり常連と化している。定期的に受診していると、気になる症状をついでに伝えられるので、ちょっと安心している。 私の場合、検査は眼圧検査、視力検査、瞳孔を開いての先生による診察。たいていこの3つが行われる。ごく稀に眼圧が高いときがあり、その場合はすぐに瞳を撮影する。薬で

          眼科の定期検査。

          炭鉱の島を舞台に、愛と青春をダイナミックに描く/日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』

          九州在住のため、あの軍艦島(正式名称・端島)がドラマの舞台になることが、まず感慨深い。それだけで、なんだか泣きそうになる。 (以下、ドラマの内容を一部含みます) 命を削って海底石炭を掘り続ける炭鉱夫たち。今は廃墟と化しているけれど、日本初の鉄筋コンクリートのアパートにぎゅうぎゅう詰めでみんなが家族のように暮らし、活気に満ちあふれていた人工島。最盛期は、東京の17.5倍もの人口密度だったというから凄まじい。小さな島に、学校や映画館、社交場や共同浴場、病院、商店街、神社、農園

          炭鉱の島を舞台に、愛と青春をダイナミックに描く/日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』

          疲れ果てた週末の夜に爆笑している/ドラマ『無能の鷹』

          毎朝5時に起きて、1時間ちょっと車を運転して通勤している。帰りは1時間半かかる日もある。通勤時間以外なら30分なのに、平日は倍以上。政令都市でワースト1と話題の交通渋滞。こんなにもひどいのかと身をもって感じている。職場に着いたときにはすでに疲労困ぱい。仕事と通勤の疲れで夜10時を過ぎると眠くて仕方ない。そのため、週末にこのドラマを観てゲラゲラ笑い、ストレスを解消している。 菜々緒さんが演じる主人公の鷹野ツメ子は、見た目は有能社員そのもの。ところが、実際はパソコンもコピーもま

          疲れ果てた週末の夜に爆笑している/ドラマ『無能の鷹』

          深まる権力闘争と突然の別れ/大河ドラマ『光る君へ』第38回・第39回

          彰子に懐く敦康親王に、光源氏を重ねて焦る道長。観ている私もちょっと不安になったが、まひろの紡ぐ物語に感化され過ぎでは? と思っていた。ところが、第39回の成長著しい(←もはや大河の定番)親王を見せられたら、道長と同じように「あ……、これはアカンやつかも」と感じてしまった。「わが孫を東宮に」という道長の気持ちに拍車をかける脚本。またまたひとり唸る。 (以下、ドラマの内容を含みます) 第38回の伊周は凄まじかった。誰かに呪いをかけることは、同時に自分の心身を破壊する行為でもあ

          深まる権力闘争と突然の別れ/大河ドラマ『光る君へ』第38回・第39回

          主人公の家族愛は変化するのか? 目が離せないヒューマンサスペンス/金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』

          洸人を演じるのは柳楽優弥さん、弟・美路人(みっくん)を演じるのは坂東龍汰さん。初回のラストには新たなキャストが発覚し、さらに期待が高まっている。 (以下、ドラマの内容を含みます) 自閉スペクトラム症で、イレギュラーなことが起こるとコミュニケーションがうまく取れなくなるみっくん。芸術的な才能が突出しており、今はデザイン会社で働いている。しかし、謎の男の子・ライオンによってルーティーンを崩され、大パニックに陥る。弟を必死になだめる洸人は、過去にも同じようなことがあったことを思

          主人公の家族愛は変化するのか? 目が離せないヒューマンサスペンス/金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』

          ある理科教師との出会いから人生を切り開く/ドラマ『宙わたる教室』

          新しいドラマの放送が少しずつ始まっている。火曜日、クール恒例の気になるドラマ5選でも取り上げた、NHKの『宙わたる教室』を視聴した。 原作は伊与原新さんの小説。夏に『オオルリ流星群』を読んで、すっかりファンになった。この原作はまだ読んでいないので、まずはドラマを楽しむつもりだ。 (以下、ドラマの内容を含みます) 主人公は、窪田正孝さんが演じる藤竹叶。物語は、優秀な研究者である藤竹が、定時制高校に理科教師として赴任してくるところから始まる。冒頭、彼の大学同期でJAXAの准

          ある理科教師との出会いから人生を切り開く/ドラマ『宙わたる教室』

          ふたりの闇が色濃くなる/大河ドラマ『光る君へ』第37回

          前回はまひろが道長との関係を詰問されたところで終わり、どうなることかと思ったが、さすが赤染衛門。大人の対応で、倫子を悲しませないでほしいと釘を刺すにとどめた。赤染衛門、今週も目ヂカラ強し。 ここのところ、少しずつまひろと道長の心境の変化が表に出てくるようになった。従者ズのひとり、乙丸久々登場に沸いたのも束の間、まひろと賢子のぎこちない親子の会話に不安が募る。二代にわたって姫様をお守りするお役目。泣いた顔と笑った顔が同じの乙丸。彼にとってはどちらも大事な人であり、ふたりの確執

          ふたりの闇が色濃くなる/大河ドラマ『光る君へ』第37回

          ドライヤーを買ってもらいました&余談ちょっと。

          別に物持ちがいいわけではないが、気づいたら何十年と同じ電化製品を使っていることがある。 先日、冷蔵庫のコンプレッサーがウィーーン、ウィーーンと激しく唸っていることに気づいた。猛暑で負担が大きいのかしらと呑気にかまえつつ、購入した年を調べたら19年も前だった。ということは、同じ時期に買った洗濯機も、購入からもうすぐ20年経つってことだ。 部屋を改めて見まわしてみる。今や化石になりつつある固定電話(まだ校正にFAXを使うことがあるため、そのままにしている)も、20年ほど前に購

          ドライヤーを買ってもらいました&余談ちょっと。

          誰だって人生を休みたいときがある/ドラマ『0.5の男』

          夏ドラマがほとんど終わってひと息ついているとき、アマプラで『0.5の男』が配信されているのを発見した。 私はこのドラマで初めて知ったのだが、親と子の二世帯に単身の兄弟姉妹が一緒に暮らす世帯を「2.5世帯」と言うらしい。今は実家暮らしの単身者が多いため、こうした新しいスタイルを検討する機会が増えているのだという。つまり、主人公は「0.5」の存在というわけ。数字そのものの意味を考えると「はみ出したもの」「半人前」という、ちょっとネガティブな印象を受ける。そこを雅治とうまく結びつ

          誰だって人生を休みたいときがある/ドラマ『0.5の男』

          彰子の出産と土御門での波風/大河ドラマ『光る君へ』第36回

          それやったらアカン。アカンよ、道長くん。 前回「倫子にバレるバレる詐欺」なんて言ったけれど、今回ばかりはマズイのでは。あの漢詩に関連付けるところまではいかなくとも(時間の問題だが)、公の場であんなに見せつけられては倫子の表情がかたまるのも無理はない。ラストの赤染衛門の詰問に、まひろはどう答えるのか。次回までドキドキである。 彰子の産んだ敦成親王誕生から50日目の「五十日の儀」でのできごとだった。「今夜は無礼講だ」と集まった者たちに言いはなった道長だが、自分が無礼講状態に。

          彰子の出産と土御門での波風/大河ドラマ『光る君へ』第36回

          藤式部も驚く彰子の直球勝負/大河ドラマ『光る君へ』第34回・第35回

          帝が『源氏物語』に興味を持ち、まひろ(藤式部)が藤壺で物語を書くようになった効果が少しずつ表れはじめた。 それでも、いまだにお渡りのない娘・彰子のこと、連続する不吉なできごとを思うと、道長はいてもたってもいられず、ついに御嶽詣へ。それを知った伊周は、不穏な動きを見せる。無事を祈るまひろ。ここのところ倫子も明子も登場しないせいか、「まひろって道長の妻だったかな」と勘違いするぐらい自然に見える。吉高さん&柄本さんが、以前よりぐっと歳を重ねた雰囲気を醸し出すようになっている。

          藤式部も驚く彰子の直球勝負/大河ドラマ『光る君へ』第34回・第35回