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ドライヤーを買ってもらいました&余談ちょっと。

別に物持ちがいいわけではないが、気づいたら何十年と同じ電化製品を使っていることがある。

先日、冷蔵庫のコンプレッサーがウィーーン、ウィーーンと激しく唸っていることに気づいた。猛暑で負担が大きいのかしらと呑気にかまえつつ、購入した年を調べたら19年も前だった。ということは、同じ時期に買った洗濯機も、購入からもうすぐ20年経つってことだ。

部屋を改めて見まわしてみる。今や化石になりつつある固定電話(まだ校正にFAXを使うことがあるため、そのままにしている)も、20年ほど前に購入したもの。わりと新しいテレビでも、15年戦士である。そういえば、レンジは誰かが結婚や出戻りで必要なくなったときにもらっており、買ったことがない。ごはんを圧力鍋で炊くようになった20年ほど前、炊飯器は処分した。

そんな中、いい加減買い替えたいと感じていたものがあった。それはドライヤー。中にホコリがたまってなかなか取れず、燃えたらこわいなと思ったからだ。とは言え、なんだかんだと使い続けて買い替えはのびのびに。しかしあるとき、ドライヤーの裏側にあった製造年に目が留まった。

「1998年製」

せ、せんきゅうひゃくきゅうじゅうはちねんせい!?

ちょ、ちょ待てよ。

GLAYが「誘惑」「SOUL LOVE」を出した年じゃんかよ。
ウソやろ。

27年も使ってた。
特別まめに手入れしていたわけでもなく、いつ燃えてもおかしくない。

証拠写真(拡大してどうぞ)。
近所迷惑にならないように、
静音のドライヤーを選んだ27年前。

まだ表にシールが貼られたまま。それを見ると、「静音」が売りだということがわかる。当時静かな音のドライヤーが流行っていたのだ。そうか、転職した頃に一人暮らしを始めて、そのときに買ったものだ。ブランドはNational!! 当時、白物家電は「National」、映像機器などは「Panasonic」とブランド分けされていたからで、なんとも懐かしい響きだ。「明る~いナショナ~ル♪ 明る~いナショナ~ル♪」のCMまで脳内を駆け巡ってしまった。

というわけで、この夏ドライヤーを買ってもらった。いろいろ調べてPanasonicのイオニティシリーズに買い替えるつもりでいたが、正直、長年「マイナスイオン」に胡散臭さを感じていた(笑)身としては、「どうせ大して変わらないんだから、安価な型落ちでいいやん」ということで、3,000円台の比較的安価なものをゲットした。

まだ温風が真新しい匂い。

翌日、お風呂上がりに早速使ってみたら、なんということでしょう! え!? 水分のない老いた髪が、サラッサラじゃないか。昨日までバッサバッサだった髪が、サラッサラになっていたのである。おそるべし、マイナスイオン。こんなことなら、はやく買い替えればよかった。

家電店で見たとき、高級なドライヤーがたくさん発売されていて驚いた。4万円台のものまである。みんな、そんなに髪に興味があるのか。まあでも、若いうちから髪は大事にした方がいい。老いた今、ひしひしと実感している。顔はどうにかごまかせても、髪のツヤやハリはどうにもならない。手頃な価格のドライヤーひとつで変わるなら、買い替えたほうがいい。

マイナスイオンよ、もっと我を潤しておくれ。

今年の夏は、ドライヤーを使うのをためらうほど暑かった。ようやく夜は30度を、明け方も25度を下回る日が多くなった。日没がどんどんはやくなって、仕事先から帰るとき追っかけっこしているみたいだ。それでも日中は33度ぐらいまで上がるので、もう少し涼しくなってほしい。

***

(余談)
ところで、今夜はテレ東さんで2年ぶりに大川と小川シリーズが放送される。マッチゲさん演じる大川と、濱田岳さん演じる小川の凸凹コンビが事件を解決へ導く。(のか!?)

マッチゲさんのコメントで、「昭和の遺物“2時間ドラマ”」とあったけど、いやいや、私はコテコテの2時間ドラマ大好き人間なので、この上なく幸せですよ。さらにコメントを読み進めて知った。このシリーズの監督が松本佳奈さんであることを。そうだったのか。プロデューサーには濱谷晃一さんの名前もある。今回のゲストは筒井真理子さん、比嘉愛未さん、石井杏奈さん。これを糧に、今日の仕事もがんばるつもりだ。

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ぶんぶんどー
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