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母親とアイスランドを旅行した話③
ゴールデンサークルに行った①と氷河を見た②の続きです。
明日は丸一日使える最後の日となった時に、母がヘイマエイ島に行きたいと言い出したのです。ヘイマエイ島は、本島の沖10kmぐらいに浮かぶ面積13k㎡の小さな島です。なぜ母が行きたいのかと言うと、1973年に火山が噴火し、溶岩流が街に押し寄せた有名な島だからです。
私は、アイスランドに来て、さらに島に行くの?と思いましたが、フェリーの時間を調べ
母親とアイスランドを旅行した話②
①からの続きです。
ゴールデンサークルの次は、南部の氷河を見に行きました。
道中、裏から見られる滝とか、
やたら水量の多い滝とか、
観光地でもないけど美しい滝とか、
とにかく滝を一生分見ました。
目的地のヴァトナヨークトル氷河は、ヨーロッパ最大の氷河です。
最初に見た瞬間、想像していたよりはるかに美しい姿に圧倒されました。
末端の氷河湖からは、氷のかけらが海に流れ、海岸に打ち寄せら
母親とアイスランドを旅行した話①
自閉症の息子とは全く関係ない海外旅行の話です。
私には、元養護学校の教員だった母親がいます。母親は、中学校の理科の免許状も持っており、天文や火山のような地学的な物が好きな人でした。私も幼い頃、星空観察に行ったり、化石採集に連れて行ってもらっていました。そんな影響もあったのかなかったのか、私も大学では似たような学問を専攻してしまいました。
そんな母親は、昔からアイスランドの「ギャオ」を見るの
ルワンダの支援学校を見学した話
自閉症の息子シリーズからちょっとそれています。
2017年にアフリカの中央部に位置する「ルワンダ」という国に行きました。
ルワンダは、1994年に発生したジェノサイドで有名ですが、現在は平和な国として経済的にも急成長しています。
首都のキガリから150kmほど離れた、キブ湖のほとりの街ギセニに滞在していた時のことです。本当に偶然なのですが、散歩中に知り合った若者の案内で現地の支援学校を見せても