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私と彼のこと(2年目)

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2021年11月の記事一覧

私と彼のこと(507)-魔女の一撃-

彼とお風呂に入っているときに、魔女の一撃を食らった。
いわゆるギックリ腰だ。
とはいえ、ゆっくりなら歩けるし、しゃがんだり立ち上がったりもどこかに掴まれば問題なくできるので、軽症。
魔女の一撃が掠った、くらい。

彼の現在の体重は9.7㎏前後。
1歳4~5ヶ月のちょうど平均か、やや軽いくらい。
それでもそれなりの重さになってきたので、元々坐骨神経痛があるじいじとしては、抱っこは慎重に行っていた。

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私と彼のこと(506)-アドベントカレンダー-

今年も購入した。
ずっと長女Tのために買い続けてきたが、昨年からは彼のためのものも含めて2種になった。

以前はもちろん、長男A(彼の父親)と次男Hのものも用意していたが、男児はすぐに飽きてしまった。
ああいうものはやはり女児の方が長く楽しめるのだろうか。
たまたま長女Tが、そういうものが大好きだっただけなのかもしれないが。

来年からは、きっと3つプレゼントすることになるだろう。

私と彼のこと(505)-トレインカースロープ②-

私と彼のこと(505)-トレインカースロープ②-

彼は何故か、クルマをスロープに置くのではなく、直接穴に落とし込みたがる。
連結されていない単独のクルマならば、多少ナナメになっていても落ちて行ってくれるのだが、長く連結されているタイプは引っかかってしまうので、まだ成功率は低い。

まだ中々うまくできず、ときおり癇癪を起こして車を放り投げたりもするのだが、成功したときには満面の笑みを浮かべて拍手をする。

写真を見返していて気付いたのだが、踏み出し

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私と彼のこと(504)-うた-

彼はときおり、歌うように大きく長く声を出す。
欲求不満や苛立ちを表現する奇声ではなく、にこやかに朗らかに抑揚をつけて、まさに歌う。

私はつい、それに対して同じように歌って返す。
すると彼は、我が意を得たりという表情で、また別のメロディーを歌う。
そうして何度もコール・アンド・レスポンスが続く。

妻(彼の祖母)には、ご近所に聞こえて恥ずかしいから止めろと怒られるのだが、楽しくてやめられない。

私と彼のこと(502)-受援力-

冷静に家族を客観視してみると、妻(彼の祖母)も長男AとRさん(彼の両親)も受援力が高いタイプだ。
援助が必要なときには、ごく自然に「助けてほしい」「手伝ってほしい」と頼めるタイプ。
周囲が気持ちよく手助けしたくなるような頼み方、関わり方ができるタイプ。

長男Aは、子どもの頃は無理をして頑張ってしまうことも少なくなかったが、いつのまにか生きていく上で必要な柔軟性を身につけていた。
私も元々は苦手だ

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私と彼のこと(501)-機能訓練の遊び-

私と彼のこと(501)-機能訓練の遊び-

「機能訓練」と堅苦しく書くと、高齢者を対象にしたものや療育をイメージする方もいるかもしれないが、1歳児の遊びや探索活動(いたずら)は、ほとんど全てが無自覚な機能訓練とも言える。

今日は朝から彼に外出に誘われた。
てっきり散歩をしたがっているのかと思ったが、玄関を出るとすぐに庭の方を指さす。
言われるままに向かうと、長男A(彼の父親)が設定した砂場遊びコーナーの蓋を「んっ!」と叩く。

この上着を

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私と彼のこと(500)-お手伝い②-

私と彼のこと(500)-お手伝い②-

洗濯物を干したり、畳んだりが大好きな彼だが、食事後にテーブルを拭いてくれることも多い。
ただしそこで用いるのは、これから彼の手や顔を拭うためのガーゼハンカチであることが専らだ。
台拭きが用意されていても、なぜかそちらには見向きもしない。

私と彼のこと(499)-ベビーサイン-

そういうものがあると聞いたことはあったが、これまであまり関心を持ってはいなかった。
彼と私たちが、身ぶり手ぶりを用いて、割と明確に意思疎通ができる場面が増えてきたタイミングで、あるSNS上で話題が出たので、興味を持って調べてみた。

結論としては、私の勤務園で取り入れることはないだろうし、彼とのやり取りでも実践することはないだろう。
おそらく大きな悪影響などはないのだろうが、私は彼の表情や声や姿勢

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私と彼のこと(498)-コロナ禍のキッズコーナー-

今日は、自動車の買い替えを検討している長男AとRさん(彼の両親)と、もちろん彼を連れて、私の知り合いのディーラーさんに相談に行った。

長男夫婦が試乗したり見積もりを見ながら相談している間、私は彼と過ごした。
知人は、私が孫を連れてくることを予測していて、キッズコーナーのすぐ隣の商談スペースを確保しておいてくれた。

しかし(考えてみれば当然なのだが)、感染症対策で玩具・絵本が全て撤去されている。

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私と彼のこと(497)-お迎え-

私と彼のこと(497)-お迎え-

今日は私の勤務園で行事があった。
当然だが、私と妻(彼の祖母)と長男A(彼の父親)は、そこにフルで参加しなければならない。
特に私と妻は立場上、行事が実際に進行している最中よりも準備や事後処理の方が忙しく、自ずと帰宅が遅くなる。

そこに彼とRさん(彼の母親)が迎えに来てくれる。
こうなるとダラダラと仕事を続ける気は消え失せる。

帰路は彼がじいじとばあばの手を引いてくれた。

私と彼のこと(496)-お手伝い-

私と彼のこと(496)-お手伝い-

このところ彼は、Rさん(彼の母親)や妻(彼の祖母)の模倣をするのが、とても楽しいらしい。
掃除や、洗濯物を干したり畳んだりを、喜んでお手伝いしてくれる。
もちろん、却って邪魔になってはいるのだけど、可愛らしいので誰も止められない。

写真は、床を雑巾で拭いてくれているところ。
しばらく拭くと、裏返して畳み直すなど、芸が細かい。
よく見ているなーと感心する。

私と彼のこと(496)-リラクゼーション-

昨日、今日と二日連続で夜に仕事が入ってしまったので、彼とお風呂に入ることができない。
私にとっては、一日のうちでもっともリラックスできる楽しみな時間なので、とても残念だ。

週末にも仕事が入っているから、明日の夜も遅くなりそうで嫌だな。
いったん帰宅してから、仕事に戻ろうかとも思う。

思えば、子どもたち(長男A・次男H・長女T)が小学校低学年くらいまではそうしていた。

私と彼のこと(495)-ご近所ネコ-

私と彼のこと(495)-ご近所ネコ-

今朝、彼との散歩中に出会った、ご近所ネコさん。
我が家のトラコちゃんと、ちょっと似ている。

でも、キジトラベースに茶色の縞も入っている。
しかし、サビでもない、ちょっと珍しい毛色。

今回はかなり警戒されてしまったが、仲良くなりたい。
彼も、そのネコさんと仲良くなりたい様子だった。

私と彼のこと(494)-よだれ②-

前回この話題を書いてから、ほぼ一年が経過した。
その後、彼のよだれの量は増加の一途をたどっている。
しかし、ここ数カ月、彼は断固としてスタイの着用を拒絶している。
結果として、着替えから数十分後には、胸元からお腹辺りまでは、すっかりよだれまみれになってしまう。

ここまでは長男A(彼の父親)と全く同じ。
しかし、長男Aはバンダナどを巻くことには納得してくれたが、彼はそれも「ノー!」
常にエイリアン

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