私と彼のこと(502)-受援力-
冷静に家族を客観視してみると、妻(彼の祖母)も長男AとRさん(彼の両親)も受援力が高いタイプだ。
援助が必要なときには、ごく自然に「助けてほしい」「手伝ってほしい」と頼めるタイプ。
周囲が気持ちよく手助けしたくなるような頼み方、関わり方ができるタイプ。
長男Aは、子どもの頃は無理をして頑張ってしまうことも少なくなかったが、いつのまにか生きていく上で必要な柔軟性を身につけていた。
私も元々は苦手だったが、必要に迫られて意識的に習得してきたと感じている。
彼にも、属するコミュニティの連携意識・互助意識を引き出す上で重要な、この受援力を身につけていってほしい。
私たちができることは、彼が属するコミュニティの成員として、ご自然に助ける・助けられる姿を日々見せていくことだろう。