教育で世界も社会も変わる~教育の超・人類史 ジャックアタリ~2024年62冊
教育が重要なんて事は、
散々聞かされてきたことです。
教育ってどう始まって、
どう変化してきたのかしら?
教育における人類の歴史って知らないなあ〜
って事で読んでみました。
世界各国の教育の歴史
世界各国の現在の教育制度と課題
そして最後は著者の今後の教育についての考え
という構成でした。
教育の歴史に興味がないと・・・
多分楽しめないですね・・・
興味を持って読みましたが、
各国の歴史が長くて少し冗長な感じでした…
タイパを気にする人はですね、
最後の50ページくらいだけを読むといいです!w
歴史的な所のポイントでいうと、
教育は上層部の男子だけだった
教育で知識人増加は為政者には困る事だった
教育目的は権力者の権威や地位を強める為だった
宗教と教育は密接だった
体罰は教育上必要とみなされていた
教育制度が整ったのは、
早い国でも150年前くらいで、最近の話って事
経済発展により教育制度が必要となったってこと
・・・・・・
こんな感じです、多分。
僕が一番心に残った言葉はね、
子供が親と異なる道を歩もうとすると、社会は進歩する!っていう話。
確かになって思いました。
結構ボリュームある本なんだけど、
著者の最後の読者に向けた20個の提言は・・・
個人的にはですよ、平凡だったなとw
一例を書くと、
・読書しよう
・学び続けよう
・疑問を持とう
・・・・などなど
初めてのジャック・アタリの本だったけど、
うーん、視点は良かったけど、冗長だったのと、
結論が弱いなあって思っちゃいました。
(僕が読み解けてないだけで実は深いのかもしれません)