何かで凹んでも、救いとなる新しい何かがあるもの~線は、僕を描く~2024年小説24冊
思ってたよりも良い作品でしたね~
期待していなかったというか、
タイトル買いだったので期待値低かったw
良い意味で裏切ってくれました。
内容は、両親を失い空白になった主人公が、
水墨画の大家と知り合い内弟子になる。
水墨画を学ぶ事で自分を取り戻していくお話。
まず、この水墨画の巨匠…
名言多いですね〜深い、実に素敵な言葉達!
何か新しい事を始める時に大切なことを教わった気がします。
「まじめというのは、
悪く無いけど少なくとも自然では無い」
「できる事が目的じゃ無いよ。
やってみる事が目的なんだ」
なんて言葉が作中に出てきましたが、
本当にね、普通の事かもしれない言葉達が、
物語に脚色されて輝くんだよね〜
僕は線を描くではなく、
線は、僕を描く…タイトルも納得!
この本は
大切な人を亡くした人
何か新しい事を始めたい人
何にも情熱を持てない人なんかにオススメかな!