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どう見るかで絵も小説も違って見える~ルビンの壺が割れた~2024年小説16冊
あんまり読んだ事がないタイプの小説
終始、Facebookのやり取りなわけです。
これはページ数も少ないので、
サクッと小説読むには良かった。
メッセンジャーのやり取りだけで
小説がほぼ終わる…斬新ですな!
昔の彼女のfacebookを見つけて、
20年ぶりくらいにメッセージを送る男
それに返信する形で物語は進んでいく。
登場人物の多くが問題ありなんですよね〜
主体となる目線は元カノにメッセージを送った男
でも返信した元カノ目線でみると別の見え方する
最初は気持ち悪い恋愛ものかなあと思ったら、
途中から、あれグロテスクな人間模様?
この本から得られたものって何だろう?
・・・・・
何もない(笑)
心に刺さった言葉もないかなあ
でもエンタメとしては短い時間楽しめた。
強いて言えば、
人間には二面性がある人が多いってことと、
身近に接している人でも問題を抱えてるものよってこと。
それが分かるかもしれない。
東野圭吾、伊坂幸太郎、京極夏彦とかみたいに、
小説から多くを学ぶ事があるんだけど、
この本は学びというよりは完全エンタメですね。
ショートストーリーを楽しもう!って感じ。