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ヘトヘト会社員が読める文章を:未経験人事の私が5ヶ月で目標達成した求人ライティング戦法①「ヘトヘト戦法」

長らく「売り手市場」と言われ続け、どの企業の人事も採用難に頭を抱える昨今。

特にネームバリューでハンデのある中小企業の採用担当は、スカウトを送れど送れど反応のない日々が続き、心が折れることも少なくないはず。

毎晩、帰宅ラッシュに巻き込まれながら、「地球にはこんなに多くの人間がいるのに、なぜうちの会社には誰も応募してこないんだ??」と首を90度くらいかしげていることでしょう。

そんな悩める採用担当の方に向けて、「応募率を上げるライティングのコツ」をテーマに記事を書いていきたいと思います。

この記事を書いている私は、某ベンチャー企業で採用担当として働きつつ、副業でWebライターの仕事もしています。

未経験から人事を始めた私ですが、唯一の武器である「ライティング」をフル活用した結果、配属5ヶ月目で当期の採用目標を達成することができました(一部職種)。

求人広告やスカウトメールなど、採用担当は「書く」タスクが多い仕事。

そのため、普段のライティングにひと工夫を加えるだけで、競合から一歩も二歩も抜きんでることができます。

応募率を上げるライティングのコツ、まずは1つ目行ってみましょう~

1.ヘトヘト戦法:仕事終わりの会社員が読める文章を

次の文はとっても大事な、もはやここで記事を閉じてもいいくらい大事なポイントです。

あなたが送るスカウトメールは、「誰が」「どんな状況」で読むものですか?

たとえば、中途採用なら。

おそらく「仕事終わりの会社員」がメインターゲットとなるでしょう。

寒い日に朝から商談で外出し、午後はなぜか上司の資料作りを手伝わされ、夕方はTeamsがバグった後輩のサポートで仕事が進まず。

残業を終えて20時にオフィスを後にし、クソでかため息とともに電車に乗り込む27歳女性。

もしあなたがその立場なら、TikTokとdodaのどちらに親指が動くでしょう?

そう、私たち採用担当のライバルは「ショート動画」。

15秒の動画を流し見するくらいの気力しか残っていない会社員に、メールを読んでもらう必要があるのです。

となれば、「読みやすさ」が最優先事項となるのは明らか。

ありとあらゆる手段を尽くして、「読みやすい文章」を組み立てていきましょう。

可読性の高い文章を書くための方法は様々ですが、たとえば私は次のような点を心掛けています。

・難しい単語・漢字を使わない
・大事な単語は【】などで囲む
・箇条書きで簡潔に

基本的に人間は文章を読みたくない生き物。仕事終わりでヘトヘトの状態であればなおさらです。

「読む」というよりも「見る」だけでわかるくらいの状態を目指し、わかりやすさを徹底的に追及していきましょう。

第2回に続く)


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