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ルフィから学ぶHSP・4巻

『ONE PIECE』の主人公であるルフィ(モンキー・D・ルフィ)の、
目的意識、行動指針、そして価値観を通して、
HSP(繊細さん)にとっての有益な教訓を
共感していくシリーズです!

評判が良いので4巻まで続けることが出来ました。
皆さんはルフィに共感してくれてるのでしょうか。

今回もルフィの行動を見ていきましょう。

※この記事は「ルフィ=HSP」という事ではなく
ルフィのHSPの似た行動に共感して、
HSP(繊細さん)の
考え方、行動の意味を考えていく記事になってます。


まず、HSPの事を知りたい方はこちらをお読みください。


前回のルフィ



『ワンピース4巻』のルフィから共感をしよう

※もしかしたらネタバレな部分もあるかもしれません。


①そんな心配してもいいじゃないか。

心配するとこそこ?!
って言われる事あると思います。

HSPは
色々感じて、色々考えてしまうから、
心配事も色々。

他人よりも心配することが多いのです。

なので、心配事の優先順位を
間違える事もありますが、

欲が強い心配事の場合は
ルフィのようになってしまいます。

軽い暴走です。



暴走しないように、
普段から欲望を抑えていませんか?


欲望を出してルフィになってもいいんだよ?

だって、海賊が攻めてくるっていうのに
肉の心配をしてしまうルフィはお茶目ですよね!


②「ん?」

ルフィの「ん?」
左上のコマです。

普段は鈍感ルフィなのに、
すぐに何かに気がつく。

ウソップは嘘つきです。
ウソップが嘘つくことなんて
不思議な事ではありませんが…。


しかし、
ルフィはウソップと出会って
まだ間もないのに、
ウソップの態度に疑問を持ちました。


ウソップの態度は
あからさまな所はありますが・・。




あなたも「ん?」ってなる事が
よくあるのでは?

だけど、その「ん?」がなんなのか分からない時も、
またその疑問は理解されない事もあると思いますが、
その時は相手の話を聞きましょう。


③ルフィは出会って間もないウソップに

ウソップの感情を受け、
手を貸そうとするルフィ。
HSPも優しさが、
いつの間にか何かを
懸けているときありませんか?

他人のことになるほど、
このような事になっていることがあります。

現実だと、命を懸けるのは
言い過ぎのようにきこえますが、

他人のために
自分を犠牲にしてしまう所があります。


優しいとも言われます。

その優しさは、
悪い人に利用されることもあります。

安易に大事なものは
懸けないようにしましょう。


ルフィもそれはわかっているようですが、
なぜ出会って間もないウソップに
手を貸そうなんて思ったのかな。



ウソップもHSPのような行動をとります。

HSPは同じHSPの人がいると
共感して仲間意識が急に強くなるのです。



HSPっぽいから、仲間にしようと
決めたわけではないでしょうが、

ルフィはウソップに
仲間意識を感じるきっかけくらいは
なっていたかもしれません。




ルフィが手を貸すのは、“同情”ではないですね。


④頭より先に体を動かす!

普段は様々な思考を巡らせて
答えを出すのがゆっくりなHSPですが、
土壇場や急いでいる場合は判断が早いです。

考えるより体が先に動いています。

ルフィも一番に走り出しましたね!
ですが、左下のコマを見てもらいますと
この通り3分で着くはずの場所にたどり着かず、村に着いてしまいました。

HSPは考える工程を怠ると
このような事ばかり。

そして、
このような場合は感覚で動く事になり、
ルフィのように
「北だから寒そうな方だろ」と
安易なことも言い出すでしょう。

ゆっくり考える時間があるといいのですが、

会議などで突然意見を求められると、
薄い言葉で発言してしまったりしませんか?
そして、一度こうなると
冷静に戻るのも時間がかかったりしませんか?

『焦ってリカバリーが効かない状態』

ゴールの方向は言葉では理解していても、
一度ミスると頭の中は迷路状態。

焦って余計に迷子になります。

結局、自分が一番最後に辿り着くなど。。


「しっかり考えて動けば、こうはならなかった。」

一人で反省することが多いと思います。



ここで、ちょっとアドバイスです。

このルフィは反省をしたのでしょうか?
絶対にしてないです。

HSP(繊細さん)は反省したら、そのまま落ち込んでいってしまう事が多いですよね?
反省することはとても大事ですが、


あえて反省しない事を選ぶことで、
今よりもルフィに近づけるように思います。

最終的にはルフィは目的地にたどり着けるし、
カッコよく決めてますよね!

多分気が付いてないでしょうが
実はアナタも似たような事をしています。

いっぱい考えても答えが出ない時は、
先に体を動かしてしまおう!


⑤ピンチな時に来てくれる。

そして、現れるルフィ。

ほら!間に合ってる。



「いいところに来てくれた」って
場面ありませんか?

自分ではわからないですよね(笑)



でも、不思議とあるのですよ。
ピンチのタイミングで現れたりすること。


実はこのようにピンチのタイミングに
いつも来てくれる事から
HSPは、頼りにされたり、
期待されがちです。

ヒーロー気質とでも言うのでしょうか。

それが、また
ストレスになったり、ならなかったり…


⑥マインドコントロールは効果抜群

これは前回の記事でもお話しましたが、
HSPは情報を受け取りやすく
催眠術にかかりやすいです。

HSPには詐欺や宗教の勧誘など、
マインドコントロール攻撃にめちゃ弱いです。

騙されるシステムは犯罪学から学ぶ記事
読んでもらえるとわかると思います。

実はあなたも知らない間に、
催眠術にかかっているかも・・・
催眠効果は逆に、能力を高めたりもします!

これは本当にHSP気質の強みです。



感受性の強いHSPは、
泣ける優しい映画や本を見た後は
「優しい人」になったり、

誰かが泣いていたら一緒に泣いてあげたり、

動物や子供を見たりすると、
心が穏やかになったりしませんか?

好き嫌いは人それぞれなので、
影響されることに違いもありますが、
自分の好きな事が影響して、
モチベーションどころか、
ポテンシャルも上がります。


僕のこの記事を読み終えるころには、あなたはルフィになっているかもしれませんね!


⑦“間”が悪すぎるのか…?

ここはルフィが、催眠術が解けて目が覚めて起き上がった時に、
ちょうど敵が投げたチャクラムが
当たったシーンです。


本当に“間が悪い”


結果的に、ナミは怪我しないで済みましたが、
しかし、ルフィだけが痛い思いをしています。

HSPの皆さんも似たような事ありませんか?

「なんで私だけ辛いんだろう・・」

間が悪いだけで、
あなたにだけダメージが発生している状況。
結果的にそれが誰かを救っていることも
あるのですが…


先ほど話したヒーロー気質なところが
発揮されちゃうのですよね・・


間が悪いのは明白なので、
相手のせいにもできないし…。

誰かが犠牲にならなくて良かったと
思えればいいのですが、

やるせない気持ちは否めない。


⑧シビアな場面だと状況を読むのが早い

ここのシーンで黒幕である執事と
ルフィの戦いが始まるのですが、

ルフィと執事とお屋敷で
ちょっと会っただけです。
ちょっとお説教をされただけです。

思い付きで走って道に迷うルフィでも、
催眠術に簡単に引っかかるような
鈍感なルフィでも、
さっきまで寝ていたくせに、

この状況に執事がいることにすぐに気が付きました。

こういうところがHSPっぽいですよね。


⑨セリフのないルフィ

ルフィがなにも喋らないシーンが
数コマあります。

普段おバカなルフィが、
色々感じ取っているのでしょう。

感じ取っているものが何かと聞かれたら、
ルフィには答えるのが難しいと思います。

頭の中で考えてるわけではなく、
状況や感情を感じ取ってます。


執事の事を
“敵”
と、認識しましたね。


このように、ルフィのセリフがない場面こそ
共感するポイントがあるように思います。

『ONE PIECE』に限らずですが、
セリフのないところの表情が
見えるところは漫画の良い所ですよね!


⑩どんな事でも評価できる

ゾロと執事の部下が戦うシーンです。

敵も確かに強くなっているのですが、
ルフィからしたら本当に、
「すーげーーっ!!」
と、なるのでしょうか?

これからの、ルフィの戦いを
知ってる人からしたら
それほど強い相手では
ないように思いますが・・


たとえ弱くても、周りが評価してない事でも、
なにかを感じ取り、評価します。

これも、感じることが得意なHSPの特徴です。


相手にとってそれが
望むものかどうかはわかりませんが
あなたが評価したものが、
実は重要な事だったりします。


なんの評価されてない、お店や推しが、
あなたが興味を持ち始めると
急に人気になる事ありませんか?




『ONE PIECE』4巻はこの戦いの途中で終わりました。

今回はこの辺で、おひらきにしましょ。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

ウソップとの共闘が始まる『ONE PIECE』4巻
良かったら読んでみてください!



次回もまた読んでください♪

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