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徐々にグレードアップ・暮らしを豊かにするお手軽DIY

自分の手で少しずつ豊かな暮らしをつくっていく楽しさを味わうためにDIYしてみたこと、頼んだ方が精度も高いし早い!と大工さんにお願いしたことをご紹介します。


1.DIYの初心者は塗りがオススメ


はじめてのDIYなら手を出しやすいのが仕上げの塗りです。

● 壁の漆喰塗り

わが家の壁と天井の漆喰はすべて私が塗りました。

塗り前の下地ボード。石膏ボードではなく土に還るモイスボードを使っているので色が白いです。

市販で手に入るも漆喰はほぼ化学物質入りなので(建築現場でもそうですが)、取り寄せた自然素材100%の漆喰がこれ。

ロハスウォールの漆喰
これが私にとっての記念すべき初塗り!だったので、感心するくらい下手です。
壁だけでなく天井も塗りました。はじめは慣れなくて大変でしたが、最後の方はうまく塗れるようになりました。素人塗りですが悪くないでしょう?(味があると言われてます)。

● フローリングの塗装

無垢材のフローリングは自然なオイルで塗装。建築用の荏油を使いました。つやが出て色がぐっと濃くなりました。
刷毛で塗った後にウエスでふき取る作業をしていきます。

● 家具のオイル塗装

フローリングと同じ荏油で家具も塗っていきます。

山桜でつくってもらったキッチンとキッチンカウンター(塗装前)
キッチンカウンター(塗装前)


塗装完了。自然なつやが出てしっとり高級感出ました。

2.アイディアを出して大工さんに頼んだこと


自分でもできるけれど、仕上がりの精度やこだわった材料を使いたいときは、大工さんにお願いしました。

● 家具としてのゴミ箱

カウンター下のゴミ箱。これ桜材ですが、桜は堅くて加工がしにくいんです。それも大工さんに任せた理由の一つ。

市販のプラスチックのゴミ箱を置きたくなかったので、カウンターと同じ材でピッタリ納まるようにつくってもらいました。コロコロも付けて引き出せるようにしています。

ゴミ袋をかぶせて、キッチンで作業しながら引き出してでざざっと使えるので便利です(燃えるゴミ用)。
閉まったら家具と一体になってスッキリ。ゴミ箱正面の材にビスが見えないのが職人クオリティ。

プラゴミなどの他のゴミ置き場はというと?

カウンター横家電棚の下にプラ用とビン・缶用のゴミ箱を置いています。以前収納だったスペースを使って、家電や冷蔵庫を隠しています。


● レコードジャケット立て

レコードプレーヤのコードのごちゃごちゃ感が気になっていたので、ジャケット立てをつくってコードを隠してしまおうと思いつきました。

造作家具の端材の桜でつくってもらったのがこちら
こんなふうにレコードジャケットを立てるのに使います。コードが通る部分を切りかいて後ろに通しているのが分かりますか?


だいぶスッキリしました。

少し脱線してレコードの一部を少し公開。

古いジャズ
ローリングストーン
ピンクフロイド

なんか偏ってますね。他にも偏ったロックとオールディーズのジャズ、クラシックがありま~す♪

3.工具を使ったDIYに挑戦


次のステップは工具を使ったDIYにトライ。まずは生活しながら「こんなのあったら便利だな」と思うものを、デザイン的にも満足しながらどうやってつくるかを考えます。

寸法を測り、材料をそろえ、最後の取付けはパートナーに助っ人をお願いししました。

● キッチン使いやすさUPのツールバー

工事の端材を希望の寸法にカットして、ステンレスのバーを取り付け。
窓枠に取付け。ビス跡は視界からは見えなくなるので、ダボ穴を埋めたりせずそのままにしてます。


キッチン道具を吊り下げるためのバー完成。上の棚にもちょっとしたものが置けて便利。
キッチン道具をさげてみました。

ちなみにキッチン周りにつくって便利だったのはこれ。

買い物袋などを下げるスペース。フックは自分で取付けました。


はじめの何もないキッチンはスッキリしていますが、なんだかさみしく物足りない感じです。
モノが増えて生活感が出ても、いい感じになりました♪

自然素材の空間は、年月が経って使い込むほど味が出てきます。自分で手を入れて進化させていくプロセスも楽しめたら、愛着がわいて日々の暮らしが豊かになりますね。

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