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タオルから学ぶ顧客数を増やしてさらにハッピーになってもらう秘訣

こんにちは。鈴木貴之です。

私の事業でのGWは5/5で終わり。今日から仕事です。

GW最後の日ということで、GW中の疲れを癒し、次の日からの英気を養うために松島にある温泉に行って来ました。

温泉は心が休まりますね~。できれば地域の住民向けの安い公共温泉がある所に住みたいのですが、たいていそういう所は冬は雪が多いので冬が嫌いな妻のことを考えると難しいかな・・・


温泉につかりながら、以前行ったとても良い温泉のことを思い出しました。

宮城県石巻市と登米市・南三陸町をつなぐ山道の途中にある温泉です。

昔ながらの湯治場と言った感じで、登米市・南三陸町側から行くと細い山道を登り、対向車が来ないことを祈りながら曲がりくねった道を手に汗をかきながら運転して到着できる宿です。

なぜそこに行こうと思ったかと言うと、ある用事で車で登米市から南三陸町に向かっていた途中、看板を見つけたからです。

月に1~2回そこを通るのですが、何度も何度も見るうちにとっても行って見たくなってきました。

そこで、ある日用事がある時間よりも3時間ほど早く家を出ることにしたのです。

あわよくば入ってから用事に行こうと思って。

でも、高速道路を運転している途中で気づいたことがあります。

それは、「タオル持ってくるの忘れた!!」ということ。

せっかく早く出たのにタオルを忘れてくるなんて・・・

自分自身の準備のなさに悲しくなりました。

(これは次回までお預けかな・・・)

そう思いながらいつも見ているその温泉宿の看板を見てみると・・・

「タオル貸し出しあります」

と書いているではありませんか!!

「これは行くしかないッ!」

そして、先ほどの山道を沿って、本当にあるのか若干心配になりながら運転して、まだ冬でしたので雪に足を取られないように慎重に進んで行った結果、ようやく発見しました!

「本当にあった!」

まあ、看板があるからあるのでしょうが、見つかってホッとしました。

歴史のある木のドアを横に開けては行ってみると、カウンターがあって料金を見ると300円! お金を払い、タオルを借りて歩くとミシミシいう廊下を下っていくと・・・

廊下の一番最後にありました。温泉が。

源泉かけ流しの温泉で、泉質が良く、入っていてとても気持ちの良くなるお風呂でした。

それがきっかけで、こちらに行く時はできるだけ寄るようにしています。


でも、そのような最初の訪問も、リピートもなかったかもしれません。

もし、看板に「あの文字」がなかったら・・・

それは、

「タオル貸し出しあります」

という簡単なもの。

コンビニも近くにありませんので、タオル貸し出しありという文字がなければ諦めていたでしょう。

そして、もしかしたらその後行ったかもしれませんし、行かなかったかもしれません。

人にはチャンスが何度もあるかもしれませんが、意外に「その時が最後のチャンスだった」ということは結構あるもの。

だから、それをモノにできるかどうかというのはとても重要なのです。

人生を振返ってみると、欲しいと思ったけど結局その時は何か事情が合って買えなくて、「次回でいいや」と思ったけど、「また後で良いか」と思ったらその後そこに行くことはなかった、ということはよくあります。

あなたにもそういう時ってないでしょうか?

もしあるとしたら、理解してくれると思います。

ビジネスにおいて、「次」よりも「今」が大事だということを。

今来てもらう。

それが大事です。

もし「タオル貸し出しあり」がなければ諦めていたでしょう。

ここから私たちが学べることは、

「相手のNoを出来るだけなくす」と人は行動するということ

今では「タオルの貸し出し・レンタル」は普通かもしれません。

でも、過去にあるところで誰かが考えたはずです。

「タオルを忘れた人・持っていない人にも風呂に入ってもらうにはどうしたら良いか?」

と。

そして、貸出・レンタルを始めたから、例えばどこかに出かけた時に良さそうな温泉があっても「タオルがないから」諦めていた人たちもお風呂に入れるようになったのです。

これって、単純にビジネス側の売上が上がるということだけではありません。

実は顧客側にも大きなメリットがあります。

諦めざるを得なかったものが手に入った喜び。

これはとても大きいものでしょうし、それが旅の途中であったのなら、その度はより良いものになってでしょうから。


あなたも自分のビジネスで「見込み客が行動を止めてしまう理由」がないか考えてみてください。

そして、それをなくすことはできないかと。

タオルを忘れてもお風呂に入れるようにすれば、タオルを持参する人もしない人も入れるようになる。つまり人数が増えます。

お客さんになれる母数が増えれば売り上げは上がります。

たかがタオル、されどタオル。

あなたのビジネスでの「見込客がタオルを忘れた・持っていないかった」は何か?

ぜひ、考えてみてくださいね!!


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2022年5月9日発行のメルマガのチラ見

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今週の【マーケティング101:価値のあるお客様の感想と価値のないお客様の感想】
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2016年からコンサルティングを開始して6年が経ちますが、その間に私が学んだことがこれです。

『世の中には価値のあるお客様の感想とそうでない感想がある』

ということ。

まあ、もちろんおきゃう様から感想を頂けるのはすべて等しく価値があることです。

しかし、なぜ我々商売人がそれを集めるのかと言うと・・・

もちろん見て喜ぶ、ということでもありますが、それ以上にお客様の感想を集める理由は、

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集客の為

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です。

お客様の感想があるかないかは大きく集客に影響を与えます。

実際初めてのお店・ビジネスを利用する際はレビューを重視している方も多いのではないでしょうか?

Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)のレビューを参考にしてお店選びをしている人も少なくありません。

または食べログやホットペッパービューティー、エキテンなどレビュー(お客様の感想)を投稿できるサイトはたくさんあり、それを読んでいる人も多いのではないでしょうか?

もし、あなたが「よく読んでいる・見ている」と言うのであれば、次回それをする時に自分の心に問いかけてみてください。

「自分に影響を与えているレビューとそうでないレビューの違いって何だろう?」

と。

そここそが、私が今回伝えたい所なのです。


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集客に影響を与えないレビュー(感想)とは?
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