幸せホルモンも腸が関係している
セロトニン(幸せホルモン)を作るには。
腸はセロトニンの製造工場。その割合は脳2%、腸90%。
腸内で作られるセロトニンは、脳の働きや感情の調整に影響を与えます。
セロトニンは、魚や卵、乳製品に含まれている必須アミノ酸「トリプトファ
ン」を原料にビタミン類のサポートで腸内でつくられますが、腸内細菌の
バランスが悪いとセロトニンが合成できなくなり、キレやすくなったり、
うつ状態になったりします。
特に女性の場合は40~50代の“更年期"や、30代から始まる
"プレ更年期”の影響でエストロゲンが減少しはじめるとホルモンバランスを大きく崩します。
エストロゲンが少なくなってくると、セロトニンの合成も少なくなります。
イライラ、気分の落ち込みなど
(生理前もエストロゲンが減少するため同じような症状が起こります)30代女性は、仕事の不安や妊娠·出産、育児の悩みなど多くのストレスにさらされ、“プレ更年期”の症状が出やすくなります。
セロトニンを増やすには
・魚·大豆·海藻等を含むバランスよい食事
・早寝早起き適度な運動
・日光浴で体内時計を調整
心の安定につながる幸せホルモンの分泌には
腸内環境の改善が不可欠!
心身の安定や心の安らぎに働きかけるホルモンの一つ。
セロトニン(幸せホルモン)の分泌量を増やすために、材料となる栄養素を
しっかりと吸収できるよう、腸内環境を整えてあげることがとても大切です。