マガジンのカバー画像

エッセイ

31
運営しているクリエイター

#休日のすごし方

【M-1グランプリ2021】優勝予想と個人的な希望

 いよいよ明日に迫ったM-1グランプリ2021。  決勝進出者発表後のネットニュースを中心に、今年はランジャタイの期待値が高いという記事をよく見るが、準決勝後から決勝戦本番までのこの期間は、どのコンビが優勝するかを予想するのも楽しい期間だ。  さて、それでは今回の決勝進出者の顔ぶれが下記。 もも(吉本興業) 真空ジェシカ(プロダクション人力舎) モグライダー(マセキ芸能社) オズワルド(吉本興業) ランジャタイ(グレープカンパニー) インディアンス(吉本興業) ゆ

ゲロとウンコとファンキーガッツマン

 ダーツバーを貸し切るというプチバブリーな幼馴染の誕生日会に出席するために、土日を利用して地元に帰っていたわけだが、そこに集まった同志は約30名。お見合いパーティーの雰囲気がプンプン香り立つ会場でその彼を祝い、僕はというと女性と話すのは毎週事務所の掃除にやってくる金髪で前歯のないおばちゃん以来なので否が応にもテンションがあがる。  久しぶりに会う友人や、どこのプリケツか分からないような人々に囲まれて、ボクはダーツで人のケツしか狙えなくなるまで飲み、その後の二次会でも人妻を口

京都っていいよね・・・。vol.2【学生時代の壮絶エピソード】

 さて、前回に引き続き京都の話。前回も書いたが、僕はちょいちょい近くの商店街で歌っていて、その日もいつものように歌っていた。1時間くらい歌ってからだろうか、僕はその日家で聞いていた斉藤和義の「僕の見たビートルズはTVの中」という曲をなんとなく歌ってみたくなり、その曲を歌い始めたことが悪夢への出発点となってしまった。   なんだか今日はガラの悪そうなひとが多いなぁと少し思っていたが、その街の治安は僕には関係が無いことなので、特に気にすることも無く曲は進む。   その歌にはこんな

そんなお年頃。【中二病の症状についての考察(嘘)】

「なか卯っで ご飯を食べよう♪」 と大声で歌っている子供が「すき家」に居た。 その斜向かいの席で遅めの昼食をとった。  その子が居るときはそっちが気になっていたが、その子が居なくなってから逆側の席の女子中学生二人が目に入った。乙女ロードという腐女子の楽園の近くなので、いい具合に腐った女の子達だった。  ひとりは、やたらがんばってカワイイ声を出そうとしている子で、仕草から何から延髄のあたりを刺激されるような仕上がり。僕が中学生だったら確実に手が出ているレベルだが、まぁも

図書館の女

 近くの図書館に資格を取る為の勉強をしに行った時のこと。  それほど自習スペースが広い図書館ではないので4人掛けのテーブルは常に相席状態なのだが、僕が席に着いたのが12時過ぎ。向かいには40半ばくらいのおばさんがいて、隣はおそらく予備校生のお兄ちゃん、斜め向かいには大学生であろうおねぇちゃん。  隣の兄ちゃんは、何やら電卓を使っておそらく物理の問題集に精を出していた。  図書館の自習室などに自ら赴き、文字通り、 “ちゃんと勉強をする” という行為が苦手な僕としては、隣