人に頼ること
僕は元来、人に頼ることが苦手だった。
仕事においては特にそうだった。
今、忙しそうだし任せたらパンクしちゃうかな
これは正直、自分でやった方が早いな
人に頼る=出来ない人って思われたくないな
そんな考えから頼れなかったと今になって思う。カッコつけてるところも多かったし、出来ない部分を見せるのがとても嫌だったと思う。
でも、チームを率いていく立場になってもう嫌というほど痛感したんだが、一人でできることに限界はあるし、それぞれの強みはまったく違う。
一人で虚勢張ってても全然うまくいかなかった。
なによりメンバーが楽しそうじゃなかった。楽しそうじゃないメンバーを見るとすごく不安だし、自分のせいだと思っていた。
もう自分が変わらないとダメだと思った。
自分で見ないようにしていたネガティブな感情にも向き合ったし、それをメンバーにもぶつけた。
やり方もガラッと変えた。
任せ方が下手なりに人に任せるようにした。頼るようにした。
頼り方などの書籍も読んだ(笑)
それから、すーっとチーム全体が動いていき、自分自身とても楽になった。時間も生まれたし、精神的にも変に気負うものがなくなった。
一人では出来ないことも実現出来るようになった。
メンバーも生き生きと動いてくれるようになったし、僕個人のことも助けてくれるようになった。
それぞれの強みが発揮されてチームとしてのパフォーマンスも上がった。
なんだ、こうすればうまくいくのか!
見ないようにしていたネガティブな感情も丁寧に扱うことが大事だって理解できた。
「人は短所で愛される」とよく言われるけど、本当にその通りだと思う。
今では、自分の欠点も喜んでさらけ出してしまう。
人に頼る、任せる
今では人が変わったように人に頼ってしまう。任せてしまう。
結果、めちゃくちゃ甘えてしまうタチになったのは反省なのだが。